見出し画像

雪に私に

雪の上に寝転んで。
いろんな事を考えていた。
体が冷えてゆく中で雪たちに同化する。

道ゆく人は、何をしているの?
と心配してくれた。
名も知らぬ人の優しさにあたたかさを感じた。私が、変わり者のに見えただけかも知れないが。


私は、目を瞑る。
この冷たさは雪の声。
雪の囁き。

この瞬間も命が生まれ命が散らばってゆく。

ひとの温かさは、ほんもので。
変わり者の私にもよく伝わる。

あなたに出会えない運命でなくてよかった。
何時散るかなど、誰も知ること為らぬ。

命のその時。

ならば、この今の繋がりこそ宝物。
なかなか会えぬと嘆くより、出会えてよかっと口遊むほうが私らしい。

あなたの温もりが私の中で生きている。

変わり者の私も雪に急かされ帰るとした。


スキ❤やコメントを頂けるだけで、十分幸せを噛みしめておりますヽ(^o^)丿 もし、サポート頂けましたら、読書の為の購入資金、他の皆さんへお届けしますヽ(^o^)丿