見出し画像

#たな読書_恥はチャンスを見つけるための目印

恥をかくのはいつだって怖いですよね。

自分の言葉がどんな風に相手に受け止められているのかグルグル考えてしまったり。
ちょっと派手な服を着た時に他の人からの目線が気になってしまったり。。
新しいジムに契約した際、何のマシンを使えばよいか分からず慌てふためいたり。。そのうえ、隣のマッチョの圧に負けてランニングマシンしか使えない日があったり。。。笑

本著は、著者である恥研究科/コピーライターの中川諒さんの実体験を交えながら、恥という一見ネガティブに見える感情をポジティブに捉え直すことができないか、という観点で私たちに前向きなヒントを与えてくれる一冊になります。

今回も、本著を通して心に残ったことや大事にしたいことなどを纏めていきたいと思います。

恥の正体について

恥ずかしいという気持ちは、できれば誰しも避けたい感情だ。恥を感じたその瞬間、心臓は早く脈打ち、顔は真っ赤になり、できることならその場から消え去りたいと願う。そしてあなたを囲む周りの人が全員自分の敵のように見えてしまう。
しかし恥を避けようとすればするほど、わたしたちは恥を感じてしまう。なぜかというと、恥は自分の思い描いている「理想の自分」と「今の自分」のギャップが原因で生まれてくるからである。

恥とは理想の自分と現実の自分の間に生まれるギャップ。
高すぎる理想と自分への期待は、逆に自分を苦しめるだけになってしまいかねない。
理想の自分が、現在の自分を否定し潰れてしまうような状況になる前に
行動を始めること、自分を認めてあげることが必要ですね。

不完全さを受け入れよう

真面目な人ほど、物事を完璧にこなそうと考えこんで行動できなくなってしまう傾向が強いと本著に記載されていました。

自分自身、業務においても「スモールスタート」「走りながら考えよう」といったことがまだまだ実践できず早くPDCA回して、と言われることが多々あります。
不完全さを理解した上で何事もtryすることが大切ですね。

恥はチームの生産性にも影響を及ぼす

googleが生産性について社内調査をした結果、「生産性の高いチーム」に共通していたのは、強烈なリーダーシップでも合理的な作業プロセスでもなく、なんと「心理的安全性」だった。打ち合わせに参加するメンバーが気兼ねなく話せるだけの心理的な安全性、つまり「皆が恥をかける環境づくり」がチームの生産性に大きく貢献していたのだ

マネジメントをまだ経験していない立場であるものの
今後チームビルディングに携われる機会がある場合は、必ず意識したいことだと感じました。

「皆が恥をかける心理的安全性の高い環境」

とても素敵ですね。

今回は、私の中で参考になった点にフォーカスしましたが
この他にも多くの前向きなヒントが記載されています。
是非気になった方は!

最後まで読んだくださりありがとうございます!
素敵な1日をお過ごしください☕

田中亮成

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?