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3ヶ月で300人に栄養指導をした新卒1年目のぼくが得たこと~明日からの栄養指導をより良くするために~

ぼくは今年の6月から中規模(約500床)の急性期病院で働き始めた、新卒1年目のひよっこ管理栄養士です。


入職した6月から9月末までは、ずっと外来で栄養指導をしていました。

6月はじめは外来指導の見学のみで、8月後半からは入院のほうの研修があったりして、実質、外来栄養指導をしていたのは約3ヶ月。

その約3ヶ月で栄養指導したのは、のべ約300人(ちゃんと統計取りました)。

糖尿病などの生活習慣病系をはじめ、いろんな疾患の栄養指導を経験しました(糖尿病、腎臓病、高血圧、肥満症、脂肪肝、妊娠糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、胃・大腸・肺がんの術前後、クローン病、潰瘍性大腸炎、低栄養、透析)。


良くも悪くもうちの病院は外来栄養指導の件数が多く、新卒の僕でも早く自立して栄養指導を「さばける」ことが求められました。

予約枠がギチギチなことも多く、

「継続20分が5連続」

みたいなこともよくあります。


そんな中で栄養指導をしていた僕が得た経験や学んだことをまとめました。

また、僕自身が新卒1年目ということもあり、学生のころのフレッシュな気持ちを覚えているうちに(笑)、

病院で働きたい(栄養指導をしたい)学生にむけて、という目線で役立つ内容を盛り込みたいと思います。

あくまでも新卒ぺーぺーのぼくがいうことなので、ある程度経験がある人からすると「当たり前だろうが」とか「いやそれちょっとどうなん?」と思われることもあるかもですが、その辺はご容赦ください。


このnoteを読むことで、以下のことが得られます。

・はじめて栄養指導をする際の心構えができる
・学生のうちに最低限勉強しておいた方が良いことが分かる
・もっと良い栄養指導をするためのヒントになる
・今の自分の栄養指導のやり方をぼくのやり方と比べられる
・日々の栄養指導を見直すきっかけになる

それではどうぞ!


【目次】
1. はじめに(意識してほしいこと)
2. アセスメントと指導
3. この疾患は押さえておけ!
4. ぼくが使っていた16のテクニック~明日からの栄養指導をより良くするコツ~
5. 最後に

※このnoteに書いていることはあくまでぼく個人の経験に基づいています。


【加筆歴】
・2018年10月15日
→4のテクニックに2つ加筆。テクニックが計16に。

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