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コロナの距離感がちょうどいい。って思わなくもない。そういう人もいるんですって話。


コロナは大変な社会問題になりつつあります。

外出ができなくなったり、大きなイベントや接客業も自粛。

博物館や美術館が閉まっているのが個人的に何よりも残念……

ではあるのですが。

不謹慎とは思いつつも、わたくしはこうも思っております。


「今くらいの距離感がちょうどいい。」


たとえば京都。

外国人観光客がいなくなって経済的には悲鳴をあげていますが、あれくらい人が減って、ようやく「京都行こう」って気になれる。

三月頭くらいに清水寺に行きました。
人が少ないといわれている今しかチャンスはないと思ったのです。

実際にいくと、確かに少ないのでしょうが、それでも清水の舞台は人で埋まっておりました。

今でこれだと普段はどうなんだろう……と、そら寒い思いになりました。



他にも花見とか。

いつもは花なんてそっちのけで騒ぎたいだけの連中に占拠されて、本来の目的なんて何も楽しめない。

飲んで騒ぐだけなら桜の下じゃなくてもできるでしょ。

いつもそう思って花見は敬遠していましたし、桜の季節は憂鬱な季節でもありましたが。

今年は、なんと桜が美しいことでしょう。

コロナの影響で、人もまばら。ただ歩きながら桜を眺めたり、写真を撮ったり。

それが寂しい、つまらないという人もいるけれど。

花見って本来、そうやってのんびりと花を愛でるものだと思うのです。

だから、この非常事態こそが本来の花見のあるべき姿じゃなかろうかと。


お店なんかも、一人一人の席を広げて距離をとって利用する。

わたくしはこの方が好きです。

すし詰めのやかましい店の中で窮屈に飯食ってなにが美味いんだと。

他人に人の話を聞かれるのもイヤだし、聞きたくもないつまらない馬鹿話が耳に入ってくるのも億劫。

スルーしようと思えばできるけどね。でも疲れますでしょう。


コロナは早く収束してほしいけど。

そのあともこういった距離感を大事にする風習が残ればいいなと思うのです。

もし長引くのであれば、ハロウィンとかも中止でいいと思うのです。

世の中にはこういう人間だっているんだよ。っていう、ちょっとした愚痴でした。





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