最近の愛用コスメと、こだわりの話【28歳】

こんにちは。川口ちゃんです。

誰かの愛用コスメを見るのって、友達や好きな芸能人はもちろん、相手が全く知らない方でも、なんだかわくわくしませんか?

私は掘り出し物を見つける気分で、そういう内容のブログやTwitterのハッシュタグを延々と見ていられます。大体の投稿は使用写真まで載っていないので、果たしてそれが本当に名品なのかはわからないのですが、それでも紹介文に心を打たれて真似して買ってしまうことがあります。

そんなに好きなら私バージョンもやってみよう!と思い、記事にしてみました。一生懸命書いたので楽しんでもらえたら嬉しいです。


ということで早速ですが、現在愛用している化粧品たちがこちらです!

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左上から時計回りに、フーミーのアイブロウブラシ各種、コスメデコルテのパウダー、キャンメイクのパウダー、オーブの口紅、YSLのリップ、ちふれのリップペンシル、ランコムの日焼け止め兼下地、ポーラのコンシーラー兼チーク、ベイビーミーのアイシャドウ2色、エチュードハウスのアイブロウパウダー

スタメンはブラシ含めて12点、最近の好みの系統的に使用アイテムは少なめです。

それではここから、メイクのこだわりと、愛用品のお気に入りポイントをパーツ毎に語っていきます。 


まず、私のメイクのこだわりなのですが、自然なメイクをすることと、粉ものを選ぶことです。

自然なメイクをするようになったのは、アイドルグループでんぱ組inc.の古川未鈴ちゃんの影響です。何年も前ですが、彼女がブログでメイクについて語っていて、その内容に衝撃を受けました。

いろいろ高い化粧品とかも使ってきましたが
やっぱり元の肌が整ってないとなにしても汚いし
逆に整ってさえいればお手頃なものでもきれいという事に気づいたので
そこまで高額なものは使っていません。
そして、とにかく手早く。時間かけない。
シンプル綺麗を心がけてます。
お化粧は好きです。
いかに自分に合うか、っていうのを模索するのが好きです。
私は顔を作るというよりかは
血色をよくする、多少はっきりさせる、
みたいな感じでメイクをしてます。
大体10分。
メイクは絶対自然であるべきだと思うの
だから目の下にメイクが落ちた感じの汚い黒が見えるのが嫌いで。
(中略)
落ちてもきれいに自然に見えるというのを意識してます。

当時、世の中の女の子達が色素薄めカラコン、ストレート眉、ポルジョの下地にエスティのダブルウェアを組み合わせた鉄壁のベース、透明感を出すパープルのパウダーや濡れツヤハイライト、赤みのシャドウ、キラキラ涙袋などなど、時間をかけて完璧に可愛い私!!を作り上げている中での「手早く」「絶対自然」宣言に私は痺れました。

もちろんそういうメイクも大好きですが、流行に左右されず、己の美学を貫く未鈴ちゃんをかっこいいと思ったのです。素肌が綺麗なのが1番というのも、その通りだと思いました。

それからは彼女に倣って、完璧なベースメイクよりもスキンケアを重視して、加工しすぎないナチュラルメイクを心がけるようになりました。


ナチュラルさにもいろいろありますが、あどけない少女のような雰囲気を演出するのが最近の気分です。…実年齢?そんなの関係ねえ。私は大人顔とも童顔とも言われる謎な顔立ちなのですが、夫が童顔好きなので、全く求められていませんが勝手にそちらに全振りすることに決めたのです。バチバチのメイクも好きなので、いつまで続くかはわかりませんが。

ここで無理やり幼くなろうとして安易に大きいカラコンを入れたり、パーツの位置を下げる様なメイクをしてしまうと、自然な顔からは遠ざかるのでやりません。

そもそも少女感はメイクだけで出せるものではないので、ヘアケアやリンパマッサージをごりごり頑張りつつ、メイクでは極力ノイズを消すことを意識しています。薄いメイクではなく、グラビアアイドルさんみたいな、薄く見えるメイクが目標です。


・ベースメイク

では、ベースメイクから紹介していきます。

最近はツヤ肌がトレンドなので、ベースに限らず全体的にリキッドや練りタイプの商品が多く発売されていますよね。でも私は断然粉派です。なぜなら圧倒的に崩れないからです。

よく、乾燥にはパウダーよりリキッドといわれていますが、私の場合リキッド系を塗ると数時間後にカピカピになってしまいます。また、自転車を爆速で漕いで顔面が強風に晒されると、水分が飛んでしまうのか一気に汚くなってしまいます。

対して粉系のベースは、塗り立てこそ粉っぽいですが、しばらくして皮脂と馴染むとまるでリキッドで仕上げた直後のようなつるんとした質感に変化し、さらにそれがヨレずに持続してくれるので大好きです。私の中では、粉はリキッドよりもリキッドです。

さて、こんなに絶賛しておいて大変申し上げにくいのですが、スキンケア後に最初に塗る下地はクリームタイプです。大目に見てください。

使用しているのはランコムのUVエクスペールトーンアップ ローズです。ネット限定のお試しミニサイズの使用感が気に入って現品を購入しました。少量でよく伸びますし、補正されますがピンク色なので厚塗り感が無いところがよいです。UVカットもばっちりですし、なにより毎日使ってもニキビができないところが気に入っています。

いつもならここでパウダーファンデなのですが、最近はマスク生活のためパウダーファンデを使わなくなったので、下地の後はコスメデコルテのルースパウダーを塗ります。百貨店限定のちょっと良いミラコレと迷ったのですが、歌手の大森靖子さんが使っているということでお揃いの00番トランスルーセントを買ってみました。

00番は透明なのですが塗ると塗らないとでは結構違います。ほんのり発光する、薄いヴェールを掛けたような肌になり、テンションが上がります!粉がきめ細かいのでしっかり塗っても全然厚ぼったくなりません。付属のパフがしっとりふんわりで気持ちいいです。ただ、皮脂崩れには弱いです。機能性よりも装飾性という感じです。

肌のコンディション的にもうちょっとカバー力が欲しい日は、キャンメイクのマシュマロフィニッシュパウダーを使います。肌色ですがファンデよりも透け感があってナチュラルです。この商品はなんやかんやでずっと使い続けています。どんなメイクにも合いますし、結局これで事足りることが多いです。大人気商品なのも納得です。

ただ色展開がかなり明るめで、比較的色白の私でも1番暗いMB(マットベージュオークル)を使っているので、大人向けにワントーン落とした色も作って欲しいです。

最後にコンシーラーとチークを乗せます。これも両方粉です。コンシーラーはオンリーミネラルのものを使っていましたが微妙だったので、つい先日ポーラ ディエムクルールのカラーブレンドコンシーリングパウダーに乗り換えました。

粉のコンシーラーで検索をしてみたら、どうやらSNSでバズっていたらしきこちらの商品がやたらと高評価で、ちょうどチークも欲しかったので勢いで買ってみました。

結果、まだ使い始めて日が浅いですが今のところは大変気に入っています。まず付属のブラシとチップがまともに使えるクオリティなところが嬉しいです。カバー力が高いのに乾燥せず、朝塗って、仕事から帰ってくるまで取れていない持ちの良さも素晴らしいです。

私には美肌加工アプリで真っ先に消されるレベルの青クマがあります。このクマを消すことがアラサーから少女になるための大事なポイントなのですが、こちらはひと塗りでしっかり青黒さを隠してくれるので感激です。評判は伊達じゃなかった。

チークは付属の平筆で全体をぐるりと混ぜて塗るのですが、水色と黄色が入るおかげなのか落ち着いたレッドで使いやすいです。ちなみに単体で塗ってみたところ、赤みの強いピンクであどけないというより野暮ったい印象になってしまったので混ぜ混ぜして使っています。


・アイメイク

続いてアイメイクです。結論から申し上げますとほとんど何もしません。

私はヒグチユウコさんの作品に出てくるネコに似ていると言われるほど目の主張が強い顔です。

そのためまつ毛を上げると目が<●><●>カッとなって怖い顔になるのでカーラーとマスカラはしません。

特にマスカラは毛が固まったり太くなる感じが不自然で苦手ですし、花粉をキャッチしてしまうため目が痒くなり、無意識に擦ってしまい繊維が目に入って激痛、そして目の周りは真っ黒という悲劇が起こるのでつけないほうが安心安全です。

アイラインを引くのはわりと好きなのですが、これも今はしていません。最近はシャープなラインが描けるリキッドよりも、柔らかなラインが描けるペンシル派なのですが、ペンシルって本当に滲むんです。私の目はこれまで、もう滲まない!といった宣伝文句で華々しく登場した新作ペンシルアイライナー達をもれなく闇堕ちさせてきました。

ということで、引くとしたらかなり落ちにくい商品(それでも滲むのでパンダが目立たない明るめの色)を使うことになるのですが、それらは当然ですがクレンジングでも落ちにくいのです。自然な仕上がりにしようとするとまつ毛の生え際を埋める引き方になるのですが、その辺りはさらに落とすのが大変なので、うんざりして使う気が起きなくなりました。テンションが上がるのでそれでもたまには使うんですけど。基本はしません。

結果、目元はアイシャドウだけです。

アイシャドウももちろん粉派です。これは個人差があると思いますが、私のまぶたでは粉以外だと高確率でヨレます。私の化粧崩れで許せないことランキング堂々の第一位が「アイシャドウが二重幅に溜まって線ができること」なので、リキッド系は使いません。目元用下地をつけるという手もありますが、発色が良くなってしまいアイシャドウの主張が強くなるので苦手です。

とはいえまぶたが粉っぽく見えるのは避けたいので、艶感のあるものを選ぶようにしています。最近はラメたっぷりの濡れツヤシャドウが流行りですが、ナチュラルからは遠ざかってしまうので、今はほどよい艶感のものにしています。

よく使っているのはイガリシノブさんのブランドBABYMEEのニュアンスカラーシャドウです。コーラルピンクとネイルピンクの2色持っています。

コロナでテスターが使えず、見た目だけで買ったのですが、コーラルピンクは鮮やかすぎたのでほぼ使っていません。私の中ではあれはコーラルピンクではなくフラミンゴピンクの勢いです。

ネイルピンクの方は、よくある仕事向きのピンクベージュとは一味違うおしゃれな色でお気に入りです。淡い色ですが白くならずにちゃんと発色して、目元を明るくしてくれます。ほどよいツヤ感で伏し目が整います。濡れツヤが流行る中、よくぞこの程度で抑えてくださった!!と感謝の気持ちです。指でとるためどうしてもケーキングが起きるので、定期的にセロハンテープでペタッと剥がしています。


ちょっと話は逸れますが、ここ数年のプチプラアイシャドウの進化ってすごいですよね。それこそ濡れツヤシャドウなんて昔はデパコスの単色くらいでしか見かけませんでしたが、今はそこらじゅうに売っています。私が最近グッと来たのはキャンメイクのシルキースフレアイズです。価格に対して粉質のクオリティが高すぎです。私は人生初のアイシャドウが同じくキャンメイクのフォーシャイニーアイズなのですが(調べたら2008年発売でした)その頃と比べたらとんでもなく改良されています。企業努力の賜物ですね!ありがたや〜。


・眉毛

眉マスカラも、マスカラと同様に毛が固まってパリッとなることに違和感を覚え、使わなくなりました。髪色をハイトーンにする時は脱色+髪色に合わせたアイシャドウで対応しています。今は普通の茶髪なのでパウダーでふんわりと描くだけです。

アイブロウパウダーはエチュードハウスのブロウコントゥアーキットのナチュラルブラウンを使っています。

以前プロのメイクさんから似合うメイクを教わる教室に行ってきたのですが、その時におすすめされたものです。両端のワックスとハイライトなんて全く使ってないので絶対これじゃないとダメというわけではないのですが、特に不満もないので終わるまでは使うつもりです。

流行りのピンク系のアイブロウを買ってみたこともあるのですが、色味のバランスをとるのが難しくて、結局ベーシックなブラウンを使っています。

このパウダーをフーミーの眉毛用のブラシで乗せているのですが、これがもう、超おすすめです。これはぜひ軽率にポチって頂きたい。

イガリシノブさんのSNSでも使い方が見られるのですが、このブラシで、ぽんぽんと粉を置くように眉毛を描くと、すごく綺麗に色が乗ります。毛がないところにもちゃんと粉を置けるので、ペンシルが要らなくなりました。

私はこの商品のおかげで、いまいち掴めなかった眉毛のメイクが大好きになりました。一時は人気のあまり入手困難になっていたようですが、今は普通に買えると思います。私の周りにも絶賛している人が多いです。最近新しい形が追加されたのですが、最初からある斜めカットの方が特におすすめです。


・リップ

最後はリップです。

私はアイメイクをあまりしない代わりに、リップで遊ぶことが多いのですが、遊び用と少女用を使い分けているわけではありません。

私の唇はわりと色素が濃く、しかも輪郭が紫っぽいです。そのため、唇に限ってはナチュラルな色が使えないのです。

本来なら選びたい、ほんのり桜色〜みたいな可憐なカラーは塗っていないも同然ですし、ミルキーなヌーディカラーやちゅるんと潤いがあるものは地の唇が透けてまだらになってしまい最悪です。

ということで、マットかつビビットな色を、メイクを楽しみたい時はそのまま、ナチュラルにしたい時はうすーーーくつけるようにしています。

下処理として、紫色の輪郭を隠すためにちふれのリップライナーの143のピンク系を使うことが多いです。

こちらはピンク系という名前ですがいわゆるピンクではありません。茶色がかったくすんだ紫みたいな謎な色です。でもこの謎色が絶妙で、白浮きせずに色むらの無い自然な唇を演出できます。人間のガチな血色ピンクという感じでしょうか。探そうとするとNARSやMAC辺りに行かないと無さそうな色なので、こんなに近所で安く手に入ってありがたいです。

超ナチュラルにしたいときはこちらを全体に塗って口紅として使うこともあります。艶がないので、ふにふにと柔らかそうな、元から綺麗な色の唇っぽくなれて心が満たされます。

メイク感と可愛さをプラスしたい時はオーブのタイムレスカラーリップの04ピンク系を使います。私の唇にも乗るくらいパキッと発色しますが、色自体は王道のピンクで使いやすいです。

オーブとかマキアージュとかその辺りのブランドの口紅は、トレンドを取り入れつつも癖がない商品がほとんどなので、こういう責めた商品を出してくれて嬉しいです。

さらに華やかにしたい時はイヴサンローランのタトワージュクチュールの1番、ルージュタトワージュを使います。1番なだけあって、赤オブ赤という感じの赤です。しっかり塗ればいい女度MAXです。

華やかにするといっても、発色がめっっちゃくちゃ良いので、全体でバランスを取るために下唇に欠けた米粒くらいの量を乗せたものを唇全体に広げて、さらにティッシュオフして使っています。マットなので食事しても落ちにくいですし、唇がぽわんと染まって可愛いですが、この使い方だと使い切る前に腐ると思います!


腐ると思います、で締めてしまいましたが、これで全て紹介し終わりました!いかがでしたでしょうか。

私は新作コスメが大好きなので、来年の今頃はガラッと顔ぶれが変わっているかもしれませんが、その時はまた記事にしようかなと思います。

読んで頂いてありがとうございました。それではまた〜。


信じないことが信条🍤