川口ちゃんの衣装計画#109 雑記~似合うについての新発見など~
・天界の住人か、魔界の住人か
Twitterで日々JJG達のいろんなお買い物報告を見る流れで、なんとなく思ったことがある。
もしかして、天界在住のガールズと、魔界在住のガールズがいます?
私だったら絶対選ばない!と思うような服を着ていきいきしていたり、私はそういうの憧れるなあと思う服を「糖衣でした!」とばさっと脱ぎ捨てていたり、本当になりたい、似合う、好きっていうのは人それぞれだなあと感じる日々だけど、ある時急に、私とこの方々の服の嗜好が合わないのって(気持ちが)住んでいるエリアが違うからでは?と思った。この方々とは物理的には同じ国で生きているけど、心は違う世界(魔界)で生きているんではなかろうかと…。
違う世界(魔界)と書いたくらいなので私は自分のこと、天界在住の人間だと思っている。
あ、天界在住=良い人、魔界在住=悪い人って言ってるんじゃないですよ。人間性が天使か悪魔かでなく、みんな素敵にいきいきと暮らしているという前提で、クリスマスかハロウィンか、みたいなイメージです。息がしやすいエリアというか。
というのも、私はドクロモチーフとかスカジャンとか絶対選ばないし、服と関係ないところだと好きなラッパー(漢さんとか)のCDを買う時はこれが巡り巡って悪いお金に変わってしまうのかな…と悲しみながら買ってたし、ミュージシャンがパフォーマンスで中指を立てたり目を見開いたり舌を出したりする行為も本当に苦手なので(楽曲やその人自体はめっちゃ好きだったりするんだけどね)。
でもガールズには、結構魔界在住の方が多いと思う。我らがあきやさんはどっちかなあ。スパイスはありつつも上品さのあるセレクトをされているので天界の人なのかもしれない…どうかな?
似合うファッションをテイストで分けてしまうと、例えば同じマダムなファッションでもすごく控えめな人もいれば、ハウルの荒れ地の魔女みたいな派手でけばけばしい合わせを好む人もいるってことに説明がつかないんだけど、天界のマダムか魔界のマダムかで考えれば自分の中で納得がいくんだよねー。
…まあだから何だという話なんだけど、似合うについて新たな視点を得られたなと思ったから書いておいた。
・買えない時ほど欲しくなる
最近ずっと産後のファッションについて考えている。考えてしまっている。
妖精チャンスを目論んだかと思えば、人間、見た目じゃないよね!!という気持ちになったり、忙しい。妊娠という経験したことない事態に対して不安なんだと思う。
妊娠9ヶ月のお腹は、普通のボトムはな〜んにも入らないから試着もできないし、お給料も止まる(出産手当金の振込は出産の数ヶ月後なのでその間は無収入)から、翌月の給料頼みで生きてきた私には何も買えない。
家にいるときはパジャマ、出かける際は産休に入る前から着ている無地のワンピースを繰り返し着る毎日。現実に動けない時ほど楽しいファッションのことを余計に考えちゃう。
足元はスニーカーだろうからこんなボトムが合うかな~とか、汚れるんだろうけどオールホワイトコーデをあきらめたくないな~とか。
あれこれ考えたところで、いざ生活が始まってみないと、何もわからないのにね。
あと、やたらと高いもの(質の良いもの)が欲しくなっている自分もいる。アーツ&サイエンスのバッグとかね。絶対今いらんやろ。娯楽にお金を使うのはやめよう、汚れるだろうから良いものはしばらく諦めようって思えば思うほど、素敵な服や小物が気になりだすという…。
ああ、禅な生き方をしたいのに、頭の中は煩悩だらけで、自分が情けないし見苦しい。1000万円がほしい、でも、私はもう全て持っているってことを忘れないで生きよう。
信じないことが信条🍤