見出し画像

川口ちゃんの衣装計画#110 基本のルートでファッションを学ぶ

【2023年8月中旬~下旬の自問自答】


・基本のルートでおしゃれの勉強中


最近、今までの比じゃないくらい読書をしている。

きっかけは、産休に入る前に職場の上司からなかなかの金額の図書カードを頂いたことだった。今を逃すとしばらく読書の時間がとれないと思ったので、ここぞとばかりに気になっていた本を買いこんで、読んでいる。

私は面白そうな本をインスタで見つけることが多い。読書アカウントのおすすめはもちろん、そうじゃない人が突然おすすめしている本もなんだか気になってチェックしてしまう。

今回買った中にも、私がインスタでフォローしている、お顔がタイプのモデルさんにタグ付けされていたファッションスタイリストさんが、彼女自身のアカウントでおすすめしていた本があった。

それは別にファッションとは関係ない経済の本だったんだけど、読んでみたら大変面白くて、自然とその本をチョイスしたスタイリストさん自身にも興味が湧いた。

彼女はYouTubeをやっているというので検索してみたら、アパレルのスタッフさんを対象にしたいわゆる変身企画の動画があって、ビフォーアフターがものすごかった。プロの実力を感じた。

結果、その人の著書も買って読んだ。とても参考になった。それまでは生き方の本みたいなのを中心に読んでいたんだけど、ファッションの実用書、指南書みたいなものが面白くなってしまって、今、私の欲しいものリストがそれ系で埋まっている。 

YouTubeも、私は基本ゲーム実況しか見ない人間だったのに、今はファッションのハウツー動画ばかり見ている。関心のあるコンテンツしかオススメに出てこないから今まで見えてなかっただけで、そういう動画って山ほどあるのね。オシャレが好きな人が個人的に発信しているチャンネルもあるし、アパレルブランドの公式チャンネルもたくさん発見した。

私はファッションに関してあきやさん経由で魂に合うファッションを模索してきたけど(もちろん自問自答ファッションだってそういう基本の知識の上に築かれているので、あきやさんが異端ってわけじゃ全くないんだけど)なんか一周回って普通のルートに戻ってきたなという感じ。

自問自答を続けて、「個」の追求が一旦落ち着いたから、どういうバランスが素敵に見えるかとか、はたまた一生物のカルティエのタンクが素敵!みたいな、そういう「大衆」向けのオシャレ情報もキャッチする余裕が自分にできてきたのかもしれない。

これが着たい!が見つかった後には、どうやってそれをファッションとして成立させるかの段階に入るから、そういった一般論は知っておいて損はないよね。

・参考にしすぎて自分を見失いかける

大衆向けオシャレ指南コンテンツには、全く知らなかったことから、ぼんやりとはわかっていたけど言葉にできるほど意識出来てなかったような情報がたくさんあってとても楽しい。

要するにファッションてバランスなんですね。上半身甘め×下半身辛めみたいな甘辛のバランスや、上半身白、下半身黒みたいな明暗のバランス、あとは上半身四角で下半身は三角みたいなシルエットのバランス…。自分にとってどれがベストなのか超気になる。産後に体型が安定したら試着に行きたい。もしくはプロのアドバイスが欲しい。マッチパレットに毎日通いたい。

しかし、なんだか新しい情報の波に溺れそうになってもいる。ついついスタイリストさんたちが推奨しているコーデやアイテムが全部欲しくなってしまう。でもそれをやってしまうとそのスタイリストさんの理想の人が出来上がるだけなので、良くない。私には時間をかけて決めたコンセプトがあるんだから、一旦自分に戻らなくちゃ。目標を見失ったらあかん。

私はどちらかというと、都会的でばりばりオシャレな人になるよりも、心地よい風、揺れる木々や花々、流れていく雲、煌めく水面、そういう景色に溶け込む服を着て、それらを眺めて毎日幸せだなって思って生きていたい人間なので、こなれればこなれるほど理想から離れる気がしなくもないしね。そのスタイルが素敵なことと、自分が選ぶかどうかはまた別だね。

でも、オシャレに見える理論やテクニックを知ったことで、もしかしてママでも工夫次第でオシャレできる?と思えるようになったことは大変良かった。心に少し余裕ができた。今まで怯えすぎていたかもしれない。あまり影響されすぎないように気をつけつつ、もっともっといろんなスタイリストさんの本が読みたい!

信じないことが信条🍤