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川口ちゃんの衣装計画#112 ようやく守・破・離の守にとりくむ

【2023年9月中旬の自問自答】



・私の自問自答ファッション(物理)、ようやく始まる?!

最近、書籍やYouTubeでファッションの基本を学びまくっている私ですが、ある重大なことに気づいてしまった。

複数のプロがいうところの基本のマストアイテムと、手持ちの服すべてを比較したところ、私は基本の服を持って無さすぎた。

だから俺はいつまでもダサいんや。

具体的なハウツーを乗せてしまうと有料コンテンツの転載になるのでマストアイテムの詳細は割愛するけど、本当にほぼ何も持っていなかったんですよ…。同じカテゴリの服は三枚までに減らしましょう!とか書いてある本もあったけど減らすどころではない。無い。

2020年の夏に自問自答ファッション講座を受けてはや三年、頭の中ではあれこれ自問自答してきたけど、ゴールが定まらないゆえに、実際に着ていた服はその場しのぎのワンセット(とその複製)だった。制服化していたのでコーデに困ることはなかったけど、100点の制服ではなかったので、決してオシャレになったわけではなかった。

自分のワードローブのやばさ(というか知識の無さ?)を自覚してしまったらもう戻れない。今後はファッションのセンスアップが最優先課題だ。またここから三年くらいかかるかもしれないけど、まずはプロの教えの通りに基本のセットを揃えて、それを自分の個性やライフスタイルに合う色、素材、シルエットにチェンジしていき、最後にコンセプトに合った自分らしい小物を足すという流れでいこう。

…ってこれって要するに、あきやさんが最初から言ってることですね。

あきやさんはまずはシンプルな制服を1セット作りましょうって何回も言ってるのに後回しにしてきましたね。ははっ、自問自答ガールズってコンセプト決めに全力疾走してしまいがちだけど、基本って大事ですね(お前だけや、みんなちゃんと言われた通りにやっとるわ)


悩み①基本を飛ばしてアレンジしたくなる


さて、基本の服を揃えるにあたって、いくつか悩みが出てきた。
一つ目は、三年も自問自答してしまっているからこその悩みなんだけど、基本のアイテムを揃える前にはやくも自分流にアレンジしたものを買いたくなってしまうということ。

人気のファッション系YouTuber(で適切なのか?)のこすぱっしょんゆりえちゃんが、ある動画内で、"垢ぬけるコツは部屋のインテリアと自分のファッションの世界観を調和させること"だと言っていて、やっぱりそうだよね~と思った。それ、なんとなく気づいてはいたぞ。

私の自室のインテリアのテーマは【栄養のある部屋、プレッシャーのない部屋】で、朝の陽ざしのように柔らかく明るい、居心地の良いミニマルな部屋づくりを意識している。空間版【小さな浄土】ともいえる。だからファッションも同じような感じが合うんだろうなと思う。

そう考えると、私は骨格ストレートで顔タイプエレガントってこともあり、基本のアイテムたちを揃えるとコンセプトに対してちょっと気合い入れすぎ、キメすぎになっちゃうんでないかしら…それなら服はもう少しカジュアルなものを買って、バランスをとったほうが効率がいいのでは?みたいな気持ちになってくるのだ。

でも、わかってます!
まずは基本からだよね~~~!!!

なんせわたしは初心者…。それに、今まであきやプロに言われた通りにやらなかったからこんな現状になっているんでしょうが!!!

効率より、経験を積もう。無個性の先に個性があるんだ!今実行すべきは守・破・離の守!!!


悩み②100点じゃないものを買っていいのか


ここで悩むのが、100点じゃないものにかける予算のこと。更新が前提の服にあまり予算はかけたくない。しかしシンプルな服といえど、なんでも良いわけじゃない。むしろシンプルだからこそ差が出る。ただ、そういってこだわりはじめると無限で、お金が足りなくなってしまう。

自問自答ファッションのセオリー的には、黒い靴とバッグに関してはずっと使うから、更新しない前提で最初から最高のものを狙って吟味すべきなんだよね(私は運命の相手がどちらもピンクだったのでそれをやってない)。

でも、無事に職場に復帰できる保証はまだないし、子の養育費は100%かかるから今までみたいに自分の好き放題に買い物できない。

なのでやはり、靴もバッグも最終形態ではないとして、プチプラで買うしかないよね。買っていいのかとか悩める状況じゃなかったわ。あきやさん、いつも言うことを聞かなくてごめんなさい。また遠回りすることになりそうですが私は元気です。

さて、全身プチプラで揃えるとして、これまた自問自答ファッションのセオリー的には高いものから順番に見てからプチプラで手を打つのがベストなんでしょうけど(あきやさんはハイブランドからハニーズまでくまなくチェックすると仰っておりました)、しばらくはゆっくり吟味する時間もないだろうし、そうなると初めからプチプラで狙いを絞って揃えるしかない。もう私、本当に自問自答ガールズなのかな!!せめて試着だけはしようね!!

ZOZOなんかを見てると、一着に大体3万円くらい出せれば魅力的な商品が山ほどあるから、それらを選ばずプチプラで済ませるのはもどかしいけど、焦らなくても世の中にごまんといる「私がオシャレの楽しさに気づく数億年前からファッションに取り組んでいるオシャレな人たち」が毎年素敵な服を出してくれる(なんて恵まれた環境に居るのだろう、感謝!!)から、自分の状況が落ち着くまでそれらはいったん我慢ですね。今はユニクロをはじめプチプラ勢がとてもオシャレになっているので、恩恵にあやかって賢く基礎練だ!!


悩み③プチプラのそっくりさん商品との向き合い方


予算を抑えるとなると必ず遭遇するのが、ハイブランドそっくりさんのデザインのアイテム(※詐欺目的の偽物は論外よ)。

最近特に目立つのはジルサンダー風、マルジェラ風、ボッテガ風、ロエベ風、ステラマッカートニー風辺りでしょうか。ありとあらゆるブランドから出ていて、え、これってドットとかボーダーみたいな定番のデザインでしたっけ?という気持ちになってくる。それくらい見かける。

こういうのはまあ、そもそもハイブランドとて完全にゼロからデザインを生み出しているわけじゃないし、流行を仕掛ける側である以上、ある程度のエッセンス提供(?)は仕方ないと思うんだけど、もう複製の域ですよね?!みたいなものは、どう捉えればよいのだろう。

例えば、JIST●RYというブランドにはザロウのマルゴーそっくりなバッグが売ってるし(かわいいけどね!!)、CE●Eというアクセサリーのブランドは、アイテムうんぬんの前にまずブランドのロゴがCELINEのロゴそのままトレスしました?ってくらい似てる(じゃあCELINEをパクっているのかというとカルティエのトリニティリングにそっくりな物を売っている、それ含め商品はかわいいけどね!)。

あとは、大手が扱っている有名どころだとオウ●ンティというインポートのブランドのバッグはシャネルやエルメスのデザインをなかなか大段に取り入れていると思う(これらも普通にかわいいけど!!)。

ここに挙げたブランド以外にも、ほんと~~~にハイブランドそっくりさんアイテムはたくさんある。そして、どれも普通にかわいいことが多い。まあ素晴らしいデザインに似せてるんだから当然といえば当然だけど。

ハイブランドの中でも、特にシャネルやエルメスは確かに高額でなかなか(というか私の収入じゃとてもじゃないけど)買えない。

でも素敵なデザインだから、それがどうしても欲しいなら似たようなデザインの安価なものを買えばいいじゃん、買うしかできないじゃんって気持ちはまあわかる。

逆に、姿形は似ていても、本物とは全然違うのは明らかだから、意地でも本物を買うor買えないなら自分のワードローブから除外ってのもわかる。

つまり、そっくりさんを買う理由としてはそのデザイン自体に強くときめくからってことになると思うんだけど、私はそのアイテムの見た目に惹かれたから欲しいのか、それとも、元のブランドイメージがあるから素敵に見えるのか、よくわからない。

例えばシャネルがチェーンバッグを発表していない世界線で、駅ビルにチェーンバッグが30,000円くらいで売ってたら買うのか?

う~ん、めちゃくちゃ難しい。やっぱり、知ってしまった以上はアイコニックなデザインとブランドイメージって切り離せないよ。だってそれがアイコン、ブランドってものだもん。

まず本物を店頭で持たせてもらって、そっくりさんも持ってみて、後者にはそれほど魅力がないと感じたから買わない、逆に意外とときめいてしまったから買う、みたいな判断の仕方が一番良いのかな。でもそんなことをわざわざする人ならさ、絶対本物買ったほうがいいよね。

まあ人それぞれ考え方はあるだろうけど、今回基本のアイテムを揃える目的は、ベーシックなコーディネートの練習というか、あくまでも基礎錬だから、あんまりそういうあからさまに〇〇!!みたいな刺激的なものには手を出さないで、無難なところで揃えようかなあ。とはいえシンプルの元ネタにジルサンダー様がいたりするから、もうわけわからんのだけど。

あんまりこだわってしまうと何も買えないので、ZARA、チャールズアンドキースくらいまでならOKと、自分に許可を出そうかしら。ていうか、誰のためでもない、私のためのファッションなんだから、私がこれがいい!と思ったらそれでいいんだっ!結局そういうことよな!!

とりあえず、今は残りのファッション指南本を読破して、各スタイリストさんのセオリーをまとめてお買い物計画を立てようと思う!

どうしよう、ここへきて、私ついにおしゃれさんになってしまうかもしれない~!わくわく!



・私とピンク色の関係


最後に余談だが、本とYouTube以外に、自問自答ガールズのブログから気づいたこともある。

それは私にとってピンク=自分が主役の色だったということ。

このことに気づくきっかけになったのは、イコさんとアヅマさんによる、サロン萠さんの診断レポの記事。その中のスペクトルカラー診断の部分。

お二人の文章を読んで、幼少期からピンク大好きな自分が「なんか今はちょっと違うかも」と思っていることに気づいた。(スペクトルカラー診断自体は他のガールズの方のnoteでも何度か目にしていて、ほほ〜う?という感じだったんだけど、今回はピンクが注目されていたので、自分とピンクについて考えるきっかけになった。)

そのことは結構自分でもびっくりで、なんでそう感じたのか考えてみた結果、私にとってピンクは、私自身の色、自分が主役でいるときに選ぶ色という認識があることに気づいた。悪い言い方をすればかまってちゃんというか、自分の幼い部分を象徴する色かな。

で、ピンクが好きなこと自体に変わりは全くないのだけど、今は親になったからなのか一歩下がりたいモードらしく、私が前に出すぎてしまう気がして、ピンクを前面に出すコーディネートは気分に合わない。心境の変化だな。

思いっきりピンクである、私のかわいい運命の靴とバッグちゃんは、メインづかいではなく、今日はキュートな自分を主張していくぞ!って時に使う、とっておき的な扱いにするのが良いのかもしれないな。半年に一回くらいは出番を用意してあげたいが、どうなることやら。特に靴のほうは購入後あまり履く機会もないまま妊娠が発覚して封印され(ヒールだから)、本当に展示品状態になってしまっているので、なんとか履きたい!!

信じないことが信条🍤