普段のインプット
いい動画(自分がいいなと思う動画)をたくさん見る。
いい動画を見るだけで何が変わんねんと思うかもしれませんが、自分がいいなと思う動画には、何かしら刺さるものがあると思います。
色使いであったり、動きの緩急だったり、エフェクトの使い方だったり。
そうしたクオリティの高い動画をたくさん見ていると、次第に目がそうしたクオリティに慣れてきます。自分の中のスタンダードが上がるんですね。
そこで自分の動画を見返してみると、いろんな部分に違和感を感じるんです。あれ、なんかあの動画と自分の動画違うなって。
そうしたら、どこが違うんだろう→何が違うんだろう→どうしたら再現できるんだろう→こうしたらどうだろうって動き出すんです。
このサイクルのキーワードは次の3つ。
1.観察
2.分解
3.再構築
自分がいいなと思う動画はどこがいいんだろう(観察)→その部分はどうなっているんだろう(分解)→こうしたらできるんじゃないか(再構築)ってかんじですね。
たとえば、AからBまでオブジェクトが何フレームで移動しているのか。加速や減速をしているな。イージングの〇番を使えば同じ動きができるんじゃないかって感じに。
分解の作業はAviUtlで使えるエフェクトや追加スクリプトをたくさん知っているほど「ここは色収差かな」、「少しブラーがかかっているな」みたいにアタリをつけられるようになります。
まだ試していないエフェクトがあれば一度さわってみて、こんな効果なんだって知っておくといいですね。
こうした試行錯誤が動画編集のウデマエを上げてくれます。
慣れてくると、グリッチを上手に使った動画はないものかといった具合に目的をもって動画探しをできるようになります。
やりたいことが明確であればあるほど、そのことについてはどんどん上達のスピードも上がっていきます。
普段からのインプットを大事にして、見せ方の研究に努めたいですね。
よく参考にするのがvimeoやYouTubeの動画です。ほとんどAeなどのAdobe製ツールで作成されていると思いますが、観察、分解、再構築をする分には支障はありません。良質なお手本です。
いいなと思った部分はどこがよかったのか、どんな動きだったのかなどメモを取っておくといいですね。
例えAviUtlで再現できなかったとしても、知っている、やってみるというのは大事なことですから。
たくさん動画を見て、良い部分を自分のものにしていきましょう!
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