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on the pitch【神戸vs磐田 2022】

読者の皆さま、こんにちは😄

今日は、on the pitchコンテンツの第1回目です。
初回の投稿で説明しましたが、このon the pitchコンテンツは主に2つの目的があります。

1つ目は、私たちプロサッカー選手の思考や技術を次世代を担う選手たちに伝え、レベルアップに繋げてもらうこと。

2つ目は、「 指導者 」としても今後のキャリアを考えていく上で、指導者目線でプレーを観ていることもあるので、アウトプットする場を持つことはとても重要だと捉えています。

これらに基づいて、これから私自身もインプットし、発信していきます👍🏻

それでは、早速トライしていきます✨
今回は、J1リーグ第15節ヴィッセル神戸vsジュビロ磐田でのワンシーンです👀

https://twitter.com/dazn_jpn/status/1529415692545445888?s=21&t=lzKFdBBmXzG2wQ_pX2FVUQ


このシーンでまずGKが意識することは、ドリブルをしている酒井選手(神戸)からシュートを打たれても対応できるポジショニングをとること!次に、GKとDFラインの間へのアーリークロスに対して、チャレンジ(キャッチをしにいくこと)ができるポジショニングをとることです!
(※アーリークロスとは、ゴールから遠い位置から早いタイミングで斜めにセンタリングをあげること)

まずは、酒井選手のボールの持ち方をよく観ます。酒井選手が直接シュートを狙ってくる可能性もあるので、そのためにもゴールを空けないようにします。
だが、酒井選手がシュートを打ってこないなと判断したとき、具体的にはロングドリブルでシュートを打つほどのパワーが残っているのか?目線をクロスをあげる先やボールに向かわせたとき、身体に対してボールの置く位置が少し内側(右足の方)に置いていて、シュートを打てない(打ちにくい)場所に置いている。このときに初めてゴールを少し空けて高いポジショニングを取り、クロスボールを狙います!

その次に大切になってくることは、クロスボールにチャレンジできるかできないかの判断です。できるならボールへアタック、できないなら適切なポジション修正が必要です。

GKがポジショニングを決める上で1つ指標になるもの、それがゴールポストです!GKはポストの位置を基準に1つ1つのポジション設定を行なっております。

このシーンでは、武藤選手(神戸)にボールが渡りそうなタイミングです。ポストを見なくても素早くポジションを修正し、シュートへ対応できる準備をしています。

結果的に武藤選手からのパスを後方から走ってきた井上選手(神戸)がシュートするのですが、GK三浦選手(磐田)は武藤選手がダイレクトでシュートした場合にも対応できるポジショニングをしっかりと準備されていました。

私は、武藤選手が中にパスをしたときの三浦選手の反応は少し遅れた印象を持ちましたが(時間がない中での最大限の準備はできています。)その中でもシュートに反応して失点を防いでいることが素晴らしいと思いました!シュートが打たれたとき、ステップが入ってると思うのですが、これが準備が遅れた中でニア方向へ反応出来た要因だと思います。

ここまでがこのワンシーンでの解説になります!
気になったことや取り上げてほしいプレーがあればコメント欄でもSNSへのメッセージでもいいので、気軽に声をかけてください😁

少しでも多くの方の役に立ち、楽しんでもらえるコンテンツになるように頑張りますので、よろしくお願いします🙌🏻

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