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LordstownとWorkhouse、協力し合うことでさらにポートフォリオを強化し活用へ 【Internet Bull Report】

翻訳記事;”Workhorse And Unleash The Power Of Your Portfolio

Lordstown Motorsの運命は今年後半に生産が増加されるピックアップEV「Endurance」にかかっている。この生産はWorkhouseの電気配達車のための可能な製造によって補充されている。


Lordstown Motors (Nasdaq: $RIDE) は、株式会社になるために特別買収目的会社 (SPAC)を利用する最新の電気自動車(EV)の製造会社のひとつである。


関連会社であるWorkhorse Group (Nasdaq: $WKHS)は、アメリカ郵便公社に次世代配達車(NGDVs)を売るための契約を勝ち取ると期待している。

実際、Workhouseはもしその契約の一部か全部が勝ち取れたらLordstownの純利益に追加を与えるつもりであるという。


昨年の11月中旬、Lordstown Motorsはそれぞれ5万2500ドルするピックアップトラックの事前注文を5万以上確保した。始める時期となる今年秋のために25億ドルもの収入源を確保した。

最初の段階では、Enduranceは個人よりグループに売られる予定である。

これまでにもUPSやRyder、Prichard Companiesといったところとの契約を相次いで勝ち取ってきたのだが、オハイオ州ラブランドの本社やインディアナ州ユニオンシティの製造工場で製造に関する制限がパンデミックのロックダウン以前からあるため、Workhouseの配達車C-650とC-1000は印象度がそれほどなかった。

第三四半期の11月初旬、Workhouseの報告には配達車7台だけだった。

そこで、Lordstownの10%の保有株をもって、Workhouseはゼネラルモーターズから買収した620万平方フィートの工場でラストマイル配達車の大量生産に乗り出した。

両社は人手を増やすことにするという。すでに200人増やして、昨年末には500人いて、今年末には1500人になるという。


2社の株を一緒に取るべきかどうか


過去数カ月の間、WorkhouseとLordstownの株価は同じ動きになっている。大体のところ、それぞれのEVの株の日々の動きとだいたいの方向性はテスラ主導の部門の全体的な動きに沿っている傾向がある。

両社の株価は同じ軌道をたどってきた。

キャプチャ5

キャプチャ6

しかし、購入者グループからの事前注文が広範囲だったことや製造能力のおかげでLordstownの財務実績はWorkhouseより安定するだろう。つまり、Lordstownは事前注文に制限がないと明らかにしていたのである。

たとえ、部門の経済的不況やさらなるロックダウンでの制限といった何らかの理由で事前注文が少しキャンセルになっても、主要製造工場を自由に使えるからLordstownはWorkhouseや他のライバル会社とは違った良い結果をもつことができるだろう。

Workhouseがアメリカ郵便公社とのNGDV契約の一部の長年の入札に失敗した場合(あるいはその入札の一部の確保すらできないという最悪の場合)でも、Lordstownの株価への悪影響はWorkhouseよりも小さいだろう。

参考までに、Workhouseのライバル企業はFordとOshkoshの共同事業体やKarsanといったところである。

その入札の決定は、今回は何度も延期になって昨年末となった。しかし、こういった政府調達の契約は郵便公社との交渉が最終段階に入っているかもしれない入札者の利益率を悪化させる傾向がある。

一社だけでなく2社との契約をするというのは、郵便公社側が必要としているものの中にWorkhouseにはできないことが含まれているからかもしれない。実際、郵便公社は田舎とかで使える配達車を欲しがっていて、その配達車は化石燃料などWorkhouseが提供しないものを必要としている。

結局のところ、投資者が両社に投資する場合、Lordstownの方を多めにするのが賢明かもしれない。

USPSが今年2021年のNGDV契約のさらなる延期をしないとは限らないから、タイミングは重要となる。

短期的にみると、2つの企業株の共同はポートフォリオにとって良いものになりそうである。長期的にみると、なにか深刻な問題が起こりそうなので生産フルフィルメントに気を付ける必要があるそうだ。Nikolaの例を忘れてはいけない。

電気自動車は普及しつつあるが、問題はどれが良いかだ。


【Internet Bull Report】
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