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「ヤバい」が原動力か、「楽しい」が原動力か

自然栽培や自給自足、持続可能な暮らし、などというキーワードを追いかけて場所を訪れたり、集まりに参加したりしていると、色々な活動をしている方・色々な想いを持った方に会う。

その中には少なからず、「やっていること」や「やりたいこと」は私と似ているのに、会話をしていて違和感を覚えるときがある。


理由はもしかしたら、原動力の違いなのかもしれない、と最近気づいた。


食糧危機が起こるかもしれない、通信障害に備えなきゃ。
そういった、「このままじゃヤバい」を原動力に活動している人もいる。

ま、確かにそういう可能性もあるし、備えているに越したことはないけれど。それはそれとして。私はそっちじゃないなぁ。


自分たちで食べ物を作りたいのは、その方が楽しいから。
自分たちで服を染めたいのは、その方が美しいから。
仲間との物々交換で暮らせるようにしたいのは、その方が温かいから。


「ヤバい」を原動力にしていると、悲しみや怒りの感情が生まれやすい。
対して、「楽しい」を原動力にしていると、喜びや愛おしみの感情が生まれやすい。そんな風に表現している方がいた。

言ってしまえば今だって既に、かなり「ヤバい」状況だと思う。生態系の破壊だとか、戦争だとか、日本の自殺率だとか。でも、それはそれとして。


私は、ワクワクを追いかけて、というかワクワクの中で、生きている。それが自然と、いざという時のためになっていればいいし、いざという時も(そういう時こそ)楽しみたい。


楽しさ、美しさ、温かさで生きていきたい。


インスピレーション源
仲間・師匠との会話

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