【直感と衝動について】

【直感と衝動について】

ある方との話しでキーワードになったので備忘録として書いてみました

感覚的には違いが曖昧で ともすると衝動に振り回されているだけに見える人でも

本人的には直感に従っているから正解なんだと言われることが多いです

正直　その見極めは難しいです　本人の中で起きて　かつ　行動を刺激するから

そこで体験的からの考察ですが整理してみました

デジタル大辞泉では

【直観】

（ちょっかん、英語: Intuition）とは、知識の持ち主が熟知している知の領域で持つ、推論、類推など論理操作を差し挾まない直接的かつ即時的な認識の形式

【衝動】

１ 外から強い力や刺激を受けて心を動かすこと

２ 動作または行為を行おうとする抑えにくい内部的な欲求。目的が完遂することによって消滅する

と説明されています

そこに勝手ながら私見を補足したいとおもいます

「直感」は　最初にふと！湧上ったような何とも淡い頼りない感覚が多く　時間と共にあやふやになっていきます（論理的な検証を反射的に繰り返し　いやいや…と打ち消すからのようです）

そこには　この肉体やハイヤーセルフとは別の領域の大いなる存在からの情報も含まれます　ただ　この特別な領域からの情報を受け取るにはバタバタと動き回っている思考　常に有益無益　論理的正しい判断かどうか　という検証の罠に絡み取られないことが大事になります　

さらに　直感で受け取ったものに疑いを挟まず　行動することは

世間常識や道徳をたくさん詰め込み　人からどう見られるかや配慮を判断の物差しとしている大人ほど難しくなるようです

では

「衝動」はどうでしょう

デジタル大辞泉によると外からの刺激に強く反応してしまう抑えがたい欲求ということですね

ただ　この説明では判りにくいので具体的に言うとアルコール　ギャンブル　薬物　SEX　などへの依存症です　これらは脳の暴走による病気なので理性では抑えられなくなります

これらも　元はというと自分の中に何かしら不足不満不安があり　それを満たし消したいという無意識な欲求があったからです

この隠れた欲求は　概ねトラウマからだったりカルマからだったりします

インナーチャイルドもあります

何しろ隠れたものですから　本人にもしっかりとは認識しづらい　そして繰り返してしまうのが特徴です

手がかりとしては　あとから思い返すと後悔やうしろめたさがでてくるし　満足は永くは続かないという点です

隠れているものの中に　承認欲求　支配　差別化　同一化　愛されたい　があります

ここで　じゃぁ　直感は良くて衝動は悪いのかという問題が残ります

良い悪いは　わたしは付けられないと考えています

どちらも　自分の中で”今　この瞬間”に　起きているのは間違いないことだから

自分と向き合うということを進めていく手がかりと捉えるならば　どちらも大事な大いなる存在からのギフトとなりますからね

まぁ　衝動も直感も成長の為に愉しんで使わせてもらいたいものです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウエルネスナビゲーター　中山真爾