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街を歩いてアートを感じる

ー バルセロナ きらきら太陽の真下のカフェで ー

◇このエッセイは二十年ほど前のバルセロナのお話しです◇

MACBA(バルセロナ現代美術館)の周辺には
ポップでキッチュなアートが
たくさん壁に描かれている。

美術館に入らなくても
バルセロナのリアルな現代アートなら
この壁を眺めていたほうが
ピピピッとダイレクトに感じると思う。

この街の好きなところは
お金を出さなくても
街中でおもしろいアートが
見られることだ。

この辺はギャラリーが集まっているので
アート好きにはたまらない場所だ。
ポケットにお茶するくらいの小銭を入れて
手ぶらでゆったりとした
一日を楽しもう。
そんな計画がぴったりの場所だ。

バルセロナ出身・在住の
ファッションデザイナーたちが作っている
個性的な洋服のお店も
この地区にいくつか点在している。
お気に入りの服を見つけたら
とりあえずいろいろ試着をしてみよう。

試してみないと
似合うかどうかもわからない。
せっかくここにいるのだから
今まで選んだことのない色を
試してみるのもいいかもしれない。
バルセロナの太陽の光や青い空の下なら
新しい自分を発見できるくらいの
色や柄が意外にも似合う気がする。
そう、似合ってしまうものなのだ。

さあ、歩き疲れた足を休めに
そろそろカフェに入って
ゆっくりしよう。
ウン カフェ コン レチェ 
ポルファボール!
まるで、魔法の呪文のような言葉。
落語のじゅげむじゅげむを覚えるように
暗記してしまった。
ミルクたっぷりのコーヒーをお願いしますの意味。
この言葉、結構好きなのだ。


20年数前に壁に描かれていたアート

ここからは二十数年前からヒューッと時間をもどし、現在のことをかきます。

MACBA(バルセロナ現代美術館)の
入口に面する広場では
設立当初からスケートボードをする若者で
賑わっている。
今でもそれは変わらない。
彼らのファッションを見るのも好きだ。

美術館に向かって左側の壁には
キースヘリングの壁画があったり
そのまま歩いて行くと
昔のタイル絵が見れたりして
歩いては立ち止まってを繰り返しながら
様々な年代のアートに出会える。
ワクワクが止まらない
バルセロナなのである。

それでは今日はこの辺で
良い一日を ボンディア!Bon dia!

もっとバルセロナのことが知りたい〜。
どんな郷土料理があるんだろう?
行ってみたいけど、迷っている人。
『心おどるバルセロナへ』の
ガイドブックを手にとって
見ていただけたら嬉しいです。

どうぞよろしく


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