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学校でも競馬!?〜オーストラリア最大のレース

 オーストラリアで、初めて競馬に行った。その日は夜、競馬に行くから、いつもより夕食の時間が早かった。みんな、普段着で行ったのだが、元々は上流階級の娯楽だったから、正装して行ったりする。ホストママとパパと17歳の長女カーリーと3人で外出。次女のジニーは14歳だからお留守番。こういうのは徹底している。
 競馬といってもいろいろあって、2輪車に騎手が乗って、馬が引っ張るレースもあった。(映画ベンハーに出てくるようなもの)私は見ただけで馬券は買わなかったのだが、カーリーは少しだけ買っていた。
オーストラリアでは、国中が手を止めるレースがある。毎年11月にメルボルンで行われていて、そのレースを見るためにレストランを予約したりする。新聞にもレストランの宣伝広告が載っていたりして、大人も子供もこの日は、テレビで競馬をみる。かなりのお祭り騒ぎ。レースは授業中だけど、クラスでラジオをつけて、お金はかけないけどみんなで予想。日本ではあり得ないけど面白い。ラジオを聴くのも英語の勉強。聴くだけなのと、早口でずっと喋ってるから、結構難しい。レースが終了したら、自分たちの予想がどうだったかという話をして、その後、普通にいつもの授業に戻った。これも面白い。
 日本の競馬のイメージも今はだいぶ変わってきているが、正装して行くことはきっとない。この辺りは、元々、イギリスの貴族の娯楽だったところからきているだろうから、そもそも違うものと捉えた方がいいかもしれない。
高級レストランで、ワインを飲みながら、食事をしながら、競馬を見る。高級レストランじゃなくても、ちょっとオシャレな競馬観戦があってもいいのかもしれない。

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