「恥をかく」ことは「恥ずかしい」ことではない
second placeの藤野です。
今回も宜しくお願いします。
さて、私には自分なりに大切にしている行動指針があります。
① 耳を傾ける
② 選ぶ
③ 自分の言葉で語る
④ 踏み出す
⑤ 恥をかく
⑥ 受け入れる
⑦ 我慢する
⑧ 突き抜ける
⑨ 変化を実感する
⑩ 立ち戻る
英語で教える運動塾「spoglish GYM(スポグリッシュ ジム)」の設立を機にそれまで何気なく取ってきていた行動や心持ちを明文化し、子どもたち向けにもなるように少し噛み砕いた表現を加えました。
①「耳を傾ける」素直な心で人の話を聞こう
②「選ぶ」 自分の意思を持とう
③「自分の言葉で語る」発言に責任を持とう
④「踏み出す」 失敗を恐れず行動しよう
⑤「恥をかく」 悔しさを力に変えよう
⑥「受け入れる」言い訳はやめよう
⑦「我慢する」 自己犠牲の精神を持とう
⑧「突き抜ける」挑戦することを楽しもう
⑨「変化を実感する」達成感を味わおう
⑩「立ち戻る」 基本を大切にしよう
当然、幼少期の子どもたちが全てを理解することは困難ですが、レッスンを通じて経験、実感していってもらいたいと考えています。
順番も自分なりにこだわりました。
特に、
⑤恥をかく
⑥受け入れる
の流れは最も重要視しています。
挑戦することはもちろん大切なのですが、なかなか一歩踏み出せない人が多いとすると、恥をかくことを恐れてしまうからではないでしょうか。
私の場合、特にバスケで海外挑戦をしている際に何度も大きな失敗と、思い出したくもないほど恥をかく経験を繰り返しました。惨めな気持ちを何度も味わい、なかなか結果が出せないことを「恥ずかしい」と思っていました。
しかし、消極的になり自信を失っている私とは裏腹に、知人や友人からはいつも、結果はどうあれ挑戦していること自体を羨ましがられ、応援の声をもらっていました。そこである時に、挑戦している以上失敗をして恥をかくことは避けられないかもしれないけど、それは決して恥ずかしいことではないと気付くことが出来ました。
いつしか恥をかくことを受け入れられる心の余白を持てるようになり、挑戦すること自体を楽しめるようになっていきました。
その結果、また次のチャレンジの際に一歩"④踏み出す"ことに躊躇することがなくなっていったように思います。
幼少期には心が折れるほどの挫折は必要はないと考えておりますが、「悔しい」を経験し、その悔しさを力に変えられるようになることはとても大切だと思います。(幼少期の挫折不要論は以前こちらに記載させていただいています↓)
この行動指針10箇条は、誰しも繰り返すことで恐れがなくなり、自信が深まり、身になっていくと思います。
子どもたちにも、心の健康を保てる範囲内でこれらの行動や体験をし、強く且つ柔軟性の高い人間力を育んでいってほしいと思います。
かく言う私自身も、
苦しい時、迷った時に立ち戻れる原点としてこれからもこの10箇条を心の拠り所にしていく所存です。
second place 藤野
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