(株)セカンドライフ・ラボ(豊かな老後をつくる不動産コンサルタント)

京都市在住。主に60歳以上のお客様を対象とした不動産コンサルタントです。 「セカンドラ…

(株)セカンドライフ・ラボ(豊かな老後をつくる不動産コンサルタント)

京都市在住。主に60歳以上のお客様を対象とした不動産コンサルタントです。 「セカンドライフをもっと面白く、もっと豊かに」が基本理念です。 noteでは不動産・ファッション・インテリアのテーマをメインに書いていきます。

最近の記事

あるおばあさんの住み替えの物語

今回はあるお婆さんが50年以上住んだ自宅からの住み替えを決断し、リ・バース60を活用して実現したお話です。 このお話を読んでいただくと、豊かなセカンドライフを実現するためのヒントを掴んでいただけると思います。 今回の住み替えの物語の舞台は京都市伏見区。良質な水が豊富で古くから酒蔵の町として、酒づくりが盛んな場所です。 日本三大酒処の一つとして、兵庫の「灘」、広島の「西条」、そして京都の「伏見」と言われています。 灘の日本酒と対比して「灘の男酒、伏見の女酒」とも呼ばれている

    • 京町家の活用方法について その2

      現存する京町家は明治〜昭和初期に建てられたものが多く、現代の新築住宅には無い、長い年月を重ねて醸成された独特の味わいがあります。 今回はそんな京町家の活用法・楽しみ方を、インテリアの視点からお話しさせていだだきたいと思います。 私は京町家の6畳和室を事務所として使用しています。 そして、この「和」の空間に様々な国のデザインのアイテムを合わせて楽しんでいます。 例えば、使用しているデスクはデンマークのヴィンテージ。これは1950年代にデンマークの一般家庭で使用されていたテ

      • 京町家の活用方法について その1

        今回は古い家(京町家)の活用方法について話したいと思います。 私がオススメしたいのは、オフィスとしての活用。 普通の賃貸住宅ではなく、カフェでもなく、宿泊施設でもない。 ”仕事場”としての活用。 実は私も京町家を活用したシェアオフィスを事務所として使用しています。 自ら体験しているからこそ、声を大にして言いたい。 「京町家を仕事場にするといいですよ!」 私が事務所として利用している建物は、おそらく明治初期の築150年前後の京町家。 古い、とても古い。昭和レトロどころでは

        • アラフィフオヤジの挑戦!脱サラ&独立開業

          みなさまこんにちは。 今回はアラフィフオヤジでサラリーマンだった私が「独立開業」という人生の一大決心をしたお話。 私が脱サラして独立開業したのは、2021年10月、48歳の時。 ちょっと遅めの独立でした。 たった一度の人生。 「いつかは脱サラ、独立開業して好きな仕事をしてみたい」と考えたことがある人は多いと思います。 でも起業リスクを考えると、なかなか決断できないもの。 特に住宅ローンや家族を抱えていると。 私も悩みに悩みました。 独立開業を意識しだしたのは39歳アラ

          あるおじいさんの住み替えの物語

          私は今まで700件以上の不動産取引を行ってきましたが、その中でも最も印象に残っている仕事の一つをご紹介します。 90歳になるおじいさんが、自宅の住み替えにチャレンジするお話です。 長寿化社会の日本における、高齢者の住宅問題のリアルを感じていただけたらと思います。 2016年の6月頃、あるおじいさんから電話が掛かってきました。 電話の内容は、古くなった自宅を「リフォーム」したいとのこと。 お店に来店していただき、色々と話を聞かせていただきました。    年齢は90歳を超え