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そして誰もいなくなった 最終話

長々と書き連ねた文章を読んでくださりありがとうございます
私の心のもやもやは全て自業自得なのですが
行き場のないこの思いを久しぶりに
ここに書き連ねています

今日は書ききれなかった部分を
ここに書きます

相手からの電話で一番気になったこと

突然私に電話をしてきた相手は
一通り状況を説明した後で、私にこう言った

「 長男に聞いてみたんだ

  私がGW前に長男宛に送った
  チャットメッセージに
  「もしパパと一緒に暮らしたいと
   思っていたらそう言ってね
   〇〇は父親とも母親とも
   暮らすことができるからね 」

  と書いてあるのを見たから
  長男にパパと暮らしたいか?
  どうしたいのか?

  と聞いてみたんだ 」と

相手方にそう聞かれた長男は
こう答えたそうだ

「 俺にはもう どうしたいとか
  こうしたいとか、そういうのはない 」

それを聞いた相手は、長男に聞かれないようにと外に出て、私に電話をしてきたようだ

私はその長男のセリフを聞いて
なんとも言いようのない思いを感じている

彼がどんな思いで、母親についていったのか
2度目の小学校の転校を余儀なくされ
連れて行かれた見知らぬ土地で
引越し荷物が入れられないような家を目の当たりにした後で
母親に 「父親と一緒に暮らしたいか?」
と聞かれる

いったいどんな思いでいるのか
心が壊れてしまわないか
すでに壊れているのではないか

離婚によって
子供達がこんなことになるなんて
私には想像もできなかった

離婚から3年半が経過した今
私の住む街には
戻って相手方も3人の子供も
いなくなってしまった

まったく会えなかったとはいえ
すぐそばにいたはずの子供達は
遠く離れた場所へと移り住んでしまった

これが離婚をして
親権を持たなかった別居親の
行き着く姿のひとつなのだ


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