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鼎談(ていだん)する者たち

SECI体感ラボから、知が生み出されるようなことを
なんでもいいから何かやってみたらいいんじゃないか?
という案を実現すべく、
2024年からSECI体感ラボでは【鼎談(ていだん)】と称して
主宰の3人で定期的に鼎談LIVEをしてます。
ゴールを決めず、テーマに沿って自由に話す30分。
そこから生まれたものとは…?


鼎談を始めた理由

超相対性理論

もちろんオリジナルではなくて。
きっかけはこちら。
我々3人も、テーマに沿って3人それぞれの視点から話していくことで
何かしら”知”の創造ができないだろうか?
そんな試みです。

超相対性理論
https://open.spotify.com/show/5xCiKGwndGU37pIuJTXpmD
具体と抽象を行き来しながら、一つの事柄を、さまざまな角度と尺度とから見つめる。すると、同じものも、少し違って見えてくる。
観測点や参照点を増やすことで、知と知を星座のように結びつける。浮かび上がる新しい星座について、みんなで語りあい、考える。
それをなぜか、「超相対性理論」と名付けました。

https://open.spotify.com/show/5xCiKGwndGU37pIuJTXpmD

具体と抽象の行き来する

鼎談が始まる約半年前。
細谷功さんの書籍にドはまりしたSECIラボの榊原惇志は
自身の育休中に細谷氏の書籍を何十冊と読み漁っていた(誇張ではない)。
具体と抽象を育児の中で言語化し
なんと知識創造との深い関係まで到達していたのだ…!

具体と抽象の往復、と聞いて、すぐにピンと来る人はそんなに多くない気がしている。理由は、多くの場合は無意識でやっているから。
意識的にやっている人は、少なくともコーチングやカウンセリングをかじってる可能性が高いと思っている。

例えば育児(この頃は3ヵ月~6ヵ月のベビーと共に暮らしていた)。
毎日毎日、ミルクをあげ、おむつを替え、寝かせるの繰り返しの中で、
具体事象から仮説を立て、ルールを見つけていく。
 ・なんだか今日はよく寝るな
 ・今日はミルクをあまり飲まないな
という日々を繰り返すことで、
 ・どうやら雨の日はよく寝るようだ
 ・ミルクの温度が低いと飲まないようだ
という法則が見つかってくる。
逆もしかり。
インターネットに載っている情報は、大多数に対して当てはまるのかも知れないけれど、万人に100%当てはまるわけではない。抽象度の高い情報を実践するうちに、うちの子の場合はこうだよね、という個別具体の対応策が生まれてくるのである。

(なお、この時組み立てた、「SECIを思考の軸にする」というテーマはまた別で書くので、覚えておいていただけると嬉しい)

三者三様であることの価値

これまでも度々出て来ていたかもしれないが、我々SECI体感ラボの3人は、
本当に三者三様である。
・客観的視点を持ちながら、実は熱い想いを持った大崎
・アディアを出すタイプなのに、実は感情があまり動かない榊原
・パッション派でありながら、実は型を重んじる大久保
この3人がそれぞれの立場でそれぞれの意見を
良くも悪くも好き勝手言う。
そう、良くも悪くも(笑)。

1.学びを血肉にするには

記念すべき第1回。盛り上がった(笑)。
クローズのコミュニティへの配信。

2.縁があるってどういうことだろう?

第2回はLIVE配信先を広げて配信。

3.心身がととのうとはどういうことか?

Facebook全公開!極度の瞑想好きから生まれたテーマ

4.歴史から学ぶとはどういうことか?

LIVE配信に毎回手間取る(笑)。実践知の獲得が期待される。

5.品があるとはどういうことか?

岡山赴任後初鼎談!娘が日に日に暴れるようになっていく‥

リアルの価値

岡山転勤の前に、1度だけ3人リアルで鼎談を実施しました。
テーマは「対面の価値を対面で語る!」でした。

この日はぽかぽか陽気で、鼎談前に3人でランチして、貸し会議室に向かいました。東京駅でお店に辿り着けず迷ったこと、背中にそそぐ日差しの温かさ、それを共有している人がいること。
対面の価値、たくさんありましたが、やはり対面はパワフルです。
人と会うということを、もっと大切にしたいと思えた、とても貴重な回でした。
(なお、鼎談後もカフェでえんえんしゃべってました、笑)

鼎談を続ける意味

1.継続は力なり

1つは、SECI体感ラボとしての活動を止めないため。
最近はワークショップをやっていない(次のステージに行くためにお休み)ので、
それでも何かしら動き続けていることが我々に必要でした。
水面下で色々模索していることもあります。
進んだと思ったら、
現実に引き戻されることもあります(日々の仕事の忙しさとか…)。
それでも行動を止めない。という決意表明なのです。

2.準備いらずで面白い

自己満足だと言われればその通りなのですが、
準備いらず、これ大事。
それでも知は生み出されるのか?
つまり、雑談(なんか)から知は生まれるか?という
大きな問いに答えようとしている。とも言える(笑)。

3.話せてうれしい

志を同じくする人たちと話せることそのことが、
嬉しいのです。
とにかく嬉しい。
嬉しいうちは、ゆるゆる続けましょう。
そのうちこの鼎談から、大きな気づきが生まれ、
SECI体感ラボの未来に繋がっていきます。

あとがき

第5回までの鼎談についてまとめてみました。
まとめているだけだなぁ…という反省と、
誰にも知られていないInstagramとYouTubeの存在を
もう少し世に出していきたい意図で書いています。
本質的なことはまた今度!

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