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好きなタイプは『垢抜けないタヌキ顔』

テレビを見ていて、
「お、この子好きかも」
と言うと、彼女に
「あぁ、垢抜けないタヌキ顔ね」
と言われた。

私はもういい歳のおじさんなので、最近の人気のアイドルや女優にそれほど詳しいわけではないが、ガッキーは美人だと思うし、石原さとみも気取らないっぽい性格と和風セクシーな感じもいいと思うし、斎藤飛鳥も顔小さっ!と思う。美人は美人として認識する判断力はあるつもりだ。

なぜなら私は水商売のキャバクラ上がり。複数店舗の総括まで務めた男だ。キャストのルックス(や雰囲気、話術等々)に、それぞれに見合った価値(時給)を決める役割もある。
高過ぎれば店の人件費が膨らみ損失に、安過ぎればキャストは他の店に流れてしまうので、適切な価値を設定しなければならない。

とはいえ、『好みのタイプ』は個人的なものだ。
先に挙げたガッキーも石原さとみも斎藤飛鳥も、みなそれぞれ美人だと思うが、私が最近好きなのは彼女だ。

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キム・ソへという韓国の女優である。

ガッキーや石原さとみや斎藤飛鳥と比較してルックスが良いか?と言われると、違う。ハッキリ言って劣る。
でも好きなのだ。顔もまぁこの手の顔は好きだが、本質はそういうことではないのだ。

過去に、PRODUCE101という韓国のオーディション番組があった。Youtubeで探せば細切れだが日本語訳されているものが見つかるし、Dailymotionなら多分全編ある。私はDVD(楽天で買ったけど海賊版?)を買ったが。

PRODUCE101は、数多くの芸能事務所からデビュー前の101人を一同に集め、段階ごとに歌やダンスなどのミッションを行い、投票で最終的に11人のデビューメンバーを国民投票で選出するという企画の番組である。

集まった101人の少女たちの中で、唯一『女優志望』なのにアイドルのオーディションに参加してしまったソヘ。
1次審査ではド素人の歌とダンスで審査員にボッコボコに酷評されFランク(最低)になるも、2次審査、3次審査とミッションの度にたゆまぬ努力でどんどん上手に...もとい、まぁ見られるレベルになっていく。

可愛らしい容姿と持ち前の天然っぼいキャラクターと努力によって国民プロデューサーの支持を得て、最終審査では5位。無事デビューを果たしたシンデレラガールなのである。

その過程を見ていると、まるで我が子かのように応援したくなる。彼女が涙を流すとこちらまで涙が出るのである。

最近は虹プロジェクトが話題になっているが、それも面白かったけれど、その先輩であるtwiceを決めるためのオーディション番組『SIXTEEN』も面白かったし、PRODUCE101はもっと面白い。

暇だなーという人は是非Youtube(またはDailymotion)で観て欲しい。

...が。デビューして垢抜けてしまうと、途端に興味が薄れてしまうのである。

あくまで私は『垢抜けない(タヌキ顔の)子が努力して頑張って、輝くまで』が好きらしい。

そして、残念ながら、私は私が好みとする顔の人と付き合ったことがない。
私にとって垢抜けないタヌキ顔は、いつまでも心のアイドルなのである。

なお、補足として、ソヘの前は乃木坂の秋元真夏が可愛いと思っていたし、中学時代から好きなのはYUKI(JUDY AND MARY)である。

思いつくまま、気分の赴くままに書いています。