📖#2 宇山佳佑「桜のような僕の恋人」
みなさま、こんばんは🌙
先日移動中に本を読んでいるとお話したのですが、その本を読み終えたので少し感想をしたためようかとっ!!✨
私事ですが、小説は基本的にハッピーエンドなものを選ぶのが多いです。(幸せな余韻に浸りたいので...笑)
ですが、今回の本は私個人の考えでは少し悲しい結末。
移動中に少しずつ読み進めていたのですが、後半につれて人目もはばからず涙が出てしまいそうなそんな展開でした😢
このお話はカメラマンを志していた晴人と
新米美容師の美咲とのお話。
ちょっとゾッとする出来事がきっかけとなってやがてお付き合いを始める2人ですが、美咲に治療のしようがない病が襲い、そこからはずっと暗闇の中でもがく重い重い展開となります...
美咲を襲った病が自分にも降りかかると思うと本当に苦しくて苦しくて、何度も心を痛める瞬間がありました。
生きる希望を失いかけた美咲を支えたのはやはり晴人の存在。
また彼を一目見たい、彼の声を聴きたい。
晴人への想いに突き動かされる美咲を見て、車内でうるうるしていました...
「切ない」「感動した」という言葉では言い表せないほどの想いが何度も押し寄せる作品でした。
来年の春、桜を見たらきっとこの物語を思い出すでしょう。
それではまたね。
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