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セルフウンザリ界の餌食にならないために!(2/19)

『続・僕は待っている、君からのレターを』
大変評判が悪いしセンスも悪い、現在の私の状況を壮大に描いた架空の映画が爆誕して数週間。その低評価にも関わらず今日もロングラン上映を続けている。もはや忖度というものが裏で働いているのではなかろうか。令和だし。何かと忖度って言葉が流行っているし。

そういえば、"忖度"とか"ハラスメント"とかって一度流行れば何でもかんでも言っときゃ良いみたいな感じになっていて、本当にやめた方がいいよね。ここぞという大事な時に、切実な誰かが助けを必要としている頃にはとっくに聞き慣れ、なんならウンザリさせられていて「またかよ、もういいよ。何でもかんでも言えば⚪︎⚪︎って言えば良いってもんじゃないよ」となってしまうのがとっても怖い。仮に加害者や被害者とされる人が存在していて、物語的には第三者の私たちも、この勝手なセルフウンザリという大災難(!)では責任者としてキャストされることになる。その上で、世に広める力を持つメディアの立ち居振る舞いや品性も当然求められるわけだけれど、ここにもまた罠があって、何かとマスゴミだなんだと一辺倒に否定していては思考停止と同義。他人に責任をなすりつければラクだけれど、ラクなだけで何も解決しない。如何なる時も、このセルフウンザリ界の餌食になってはならない。誰もがこの社会の正規会員なのだから(それを認めようとしない社会に大きな欠陥はあれど)、やはり責務は果たしていきたい、いくべきだと思うのだ。

さてさて、架空の映画にも関わらずロングラン上映を続ける『続・僕は待っている、君からのレターを』の生みの親なだけあって、いつも話が戻ってくるまでに時間がかかりますね。失礼。

そんなわけで痺れを切らして、配達を担当されている郵便局に入電。「担当のものにそちらの区画は何時に配達なのか確認してから折り返しますね」
相変わらず郵便局職員の皆さまは丁寧な対応をして下さる方が多い。みどりの窓口の次くらいに木訥として真面目な方が多く、彼らのことはとても好きである。
ものの一分も待たず返答があって「だいたいいつも15時頃です、よろしくお願いします。」とのこと。

「私には犯罪歴がありません」と証明するだけの紙をくる日もくる日も待ち続けている時間(疑う予知もないのに!)と、郵便局職員の方の対応に要した時間があまりにも桁違いで、時空が歪んでいるかと思ったほどだ。

ギリギリまで東京で粘ってから広島に戻ろうかと思ったが、いずれにせよ15時まで配達がないということで、予定を変更して広島に向かった。最近の悩みはもっぱら「新幹線で大阪すぎてから乗り物酔いが発生する」である。小さい頃は新幹線が大好きだったのに、あまりに東京と広島を往復するものだから、できることなら乗りたくない乗り物に格下げされてしまった。歯がゆい。
それならば、11時間くらいかけて延々ひとりで高速を無心で走る方が楽しい。圧倒的に楽しい。

広島ではクィーンが海の幸でご馳走を作って待っていてくれたため、なまこや鮑、鮎の塩焼きや栄螺や大根餅などを盛りだくさん頂いた。爺はスケジュール管理をしっかりするタイプで、私の移動行程をいつもメモしている。
本来私は誰かに行動を把握されるのが大嫌いなのだが、爺だとそんなに気にならない。

サントラ日記に対して「興味あります!」とリクエストを沢山頂いたので、折を見て書き留めていきたいと思う。気長にどうぞよろしく。

博丈マンションの住人として、少し悲しい気持ち
「ありがとう🍀」と建物入り口に看板があるのが特徴で
最初ビックリしたけど、癒されている
矢野さん、ありがとう!

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