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ビキニでエスコンフィールドに行ってきたわよ(3/12)

水色のビキニを着用して、初めてのエスコンフィールド(北海道 北広島市)に行ってきた。
日本ハムファイターズのカラーを少し意識したコーディネートだ。(嘘)
仙台から東京に戻る道すがらであった。(これは嘘というより、気の持ちよう)

「北海道は雪だらけ」という認識を持って降り立ったものの、実際の「雪だらけ」は私の想像していた雪だらけとは様相が違った。

雪の上をどうやって歩いているのだろう?玄関のドアはどうやって開けてるんだろう?積もった雪溶けなくない?とハテナだらけ。
除雪された雪はとにかく左右に山盛りに積まれ、歩道の高さが雪で嵩上げされることによって、道路では自動車より歩行者が優先だというルールが具現化しているようだった。ただただ積まれた雪なのに自然に整備されているという謎現象は、摩訶不思議な北海道の魅力として益々カッコよく見えた。
それから、湿度も明らかに低くくて、仙台の親戚みたいな空気の気持ちよさがあった。狸の通りとか、大通りとか、数年振りに懐かしい場所も歩いた。

今回の来札の目的は、去年自分のライブがあったから叶わなかったエスコンフィールド(日本ハムファイターズの新しいスタジアム)で試合を観ること。それから、友人の実家のご両親(たまに文通などを行う)とランチをすることだった。

沢山のドライフラワーに囲まれながら、楽しく再会。この数年の出来事などを話した。いつも私が音楽を作った作品を映画館で観てくれてとても嬉しい。束の間、自分の両親のような感覚になり、平和な気持ちを味わう。(如何に、想像と仮定を現実の中に織り込むか、私の人生の楽しみ方が世武日記で明らかになりつつある)

そのあとは、エスコンフィールドを二時間くらいかけて堪能した。コツを掴んだので、球場内は結構案内できるレベルになったかと思う。(16,500歩の記録)

私がアウェイの試合で遠征する時はとにかく九里(亜蓮)投手の先発率が高く、遠い北の大地でも相変わらず先発は九里だった。対する日ハムの先発は去年までオリックスに在籍していた山崎福也投手。
パ・リーグの中ではオリックスが好きなので(私の関西の血(の部分)が騒ぐのか...!)、個人的には日ハムのユニフォームを着ている福也投手に慣れない気持ちと、早速投げる姿が観れて嬉しい気持ちとがあった。

今年初めてのゲームは断然有利に進み、最後は手堅く締まるかしらと思っていたら9回に同点まで追いつかれドロー。急にそこまで崩れてしまうなんて勿体無い!アホウ!と悔しく思ったが、今年の広島東洋カープ・春の定点観測としてとても良い経験だったし、球場までの雪道を歩いたことも、液晶が大きくカッコよくて見やすかったことも良かった。

いい一日の最後は、虫さんや枯葉さんも大好きな露天風呂に入ってサッパリして、脚本の続きを読んで眠りたいと思う。

実は昨日、札幌のホテルに着いて日記を書こうとしたら、パリから一報が届いていたのだった。
(昨日は仙台のことを書きたかったから割愛した。)
「審査に不利な条件ばかりを集めたら世武⭐︎裕子になりました!」みたいな私がパリ市内の賃貸の申し込みをしたのだが、なぜか最初から根拠のない自信を持って"落とされる気がしない"と本音をぶちまけていたことも記憶に新しいだろう。実際に審査はあっさり一発通過し、無事に賃貸契約できる運びとなった。

もちろん、家主さんにプレゼンしてくれた不動産屋さんの力によるところも大きかったんだと思う。
不動産屋さんは終始業務的に淡々と対応されていたのだが、それでも私は同じように態度を堅めたりせず、パリの不動産のことが分からない人間として、物件を借りる必要がある切実な人間として丁寧なやり取りを心掛けていた。何十通のメールを経て、今やすっかり個人的な経験談からアドバイスまで下さるまでになり、柔らかい優しさを見せて頂けるようになった。

「そんな私って策士(もしくは良い人ぶり)でしょ?」という話では全くなくて、「目には目を、歯には歯を」という考え方では世界の優しさは濁っていくのではないか?という持論をシェアしたかったのだ。ムカついたらイヤな態度で返してやろうとか、すれ違いざまに相手が避けないなら自分も避けないとか、そういうのって他責で賤しい生き方だと思う。責任逃れの癖もつきやすい。
そりゃたまにムカッとすることもあるけれど。

媚びることとは構造が全く違う"ちゃんと心からお願いする"気持ちと、分からないから教えて欲しいという素直さを大切にしたい。無駄な虚勢で全員不幸になるより、助け合い。得意な人の手を借りる。それで得たものを次は自分が誰かに与える。それができたら上等だし、その繰り返しで互いに成長していける世界が形成されていくように思う。

あと、結果的に上手くいくイメージを常に持っておくことは結構大事なことだと思う。

水色のビキニ着ながら書いてるので、説得力があるかわからないがアツい気持ちでまた明日。

シェルターカフェさんでトナカイのパイを食べた
球場へ向かう道とは思えない真冬感
ひょっこりクマさん
エスコンフィールド先生
なんか良い景色

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