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セー・大柴裕子、眠たいと不満を言うの巻(6/21)

パリで深夜0時を迎える頃、日本は朝7時という時差設定なので、このくらいの時間にメールのやり取りが始まる。日本でみんなが寝ている間に曲作りを進めておいて、朝から確認してもらうこともある。

このようにして、渡仏前は良い感じに朝型生活を礼賛していた私も夜型に逆戻り。逆戻りどころか、単純にただの寝不足である。

本日フランスは「音楽の日」で、街のあちこちに音楽が溢れていた。東京23区のコンビニよりも多く設置されているであろう簡易のDJブースからは大音量で音楽が流れ、ジャズミュージシャンやバンドマンたちは自分たちの楽器を運んでそこらじゅうで演奏している。勿論あらゆる音楽が無料で楽しめる。

この時期はパリ・ファッションウィークと重なっていることもあって、信じられない人数がところ狭しとお酒を飲んだりダンスやお喋りに興じている。
私はと言うと、毎日相当な時間、音楽を作るためにイヤフォンを装着し、一般的な音楽の聴き方とは比較できない聴力一点集中で音に触れているため、仕事をしている時以外はノーミュージックライフ。人通りの少ない小道を選びながら、さっさと避難した。

それでも、パリ・ファッションウィークで日本から来ていた友人や知人に会って、なんだか久し振りに日本語をたくさん話した気分だ。
急にフランスネイティブになったわけでも帰化したわけでもないのに、中途半端に日本語も出てこなくなり「セー・大柴裕子」と改名する日も近そうだ。

明日マルセイユに週末の小旅行に出るので、今日はこのまま寝かせてもらうこととする。

今日もみっちり働き、友人知人と楽しく喋り、スゼット自家製キャラメルのクレープも食べて大充実でありました。

ボンヌニュイ!

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