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マツダ初め、カメラ散策、好きな人たちと過ごす一日(4/5)

イベントの多い一日はなんだか久しぶりのような気がする。思考についての記録が多い私の日記ではあるが、沢山歩いた日は自分自身が街の記録の一部になったようで、これはこれで良いなって思う。

福山にて、お気に入りの焙煎士さんのお店に豆を買いに行った。珈琲界の階層についてはてんで素人だが、味覚の好き嫌いははっきりいるタイプなので、ここのお店の方との珈琲ベースのよもやま話は楽しい。(よもやまして行ったのは私なので、お店の方はむしろ巻き込まれて下さったかと)
シンプルに珈琲の基礎勉強になるだけでなく、自分の嗜好をぼんやりと分析までできるのだから有難い。

福山に足を運ばれる際には、ぜひ。「BAISTER コーヒー豆」というお店です。
baister-coffee.studio.site

広島に戻ってすぐにRCC 中国放送に寄った。3月に惜しまれながら放送が終了した番組でご近所準レギュラーをやらせて頂いていたのだが、その時のMC・田中宏先生が新番組を始められるとのこと。今日が初日だったので田中さんを訪ねた。相変わらず元気にやっていたし、放送時間が2時間と短くなったことで本業の漫画執筆にますます腕が鳴るのではないか。

RCCでは他に、番組の音楽を担当させて頂いている「えんまん。」もスタート。番組MCのひとり・廣瀬桃子さんの旦那さんである廣瀬純氏(元カープ選手で現コーチ)からお花も届いていたので自撮りして純氏に送りつけた。

そのあとは、先日の水野(良樹)くんとの対談でも撮影をしてくれた友人のリリンシとカメラ探しの旅へ。キッカケは、リサイクルショップで撮影していた時に、彼女のデジカメを何気なく手に取ったこと。

カメラのファインダーを覗いて観る世界はとても色気があって、囚われているようでいて(だからこそ)世界の大きさを感じた。とにかく、とてもエロティックな行為なのだという事を素人ながらに察知し、私もカメラが欲しい!となったのだ。

フィルムカメラが良いけれど、やはり最初は親しみやすさも必要であろう。ということで、軽めのデジタルを探し始めたのだが、ルックスが好きなカメラは悉くフィルムだったり、はたまたカープコラボチェキだったりした。(後者のはカメラどうこうではなく、ただのカープファンのチョロすぎる貢ぎ癖)

なんとなく自分が首からかけているカメラがライカなのは"らしくない"と除外。Vespaに乗ることに抵抗がある感覚と近いかもしれない。とにかく、オシャレで文学的すぎるのが私の田舎者的ダサさ(自分の気に入っている個性のひとつ!)には"ソフィティスケイテッド"すぎる。
まあ、わりあい雑なイメージ論であり偏見だ。
かと言って、コンパクトでシンプルな見た目は気に入ったが、ソニーだと音楽のことがチラついて、録音スタジオの凡庸ヘッドフォンのことが同時再生されてしまうので、音楽とは違う趣味にしたい気持ちもあり、キャノンや富士フィルムを中心に中古のものを見た。

ひとつ、色んな条件に広範囲でフィットするものを見つけたのだが、比較的モデルが新しく、画面は覗かない液晶タイプだった。あのエロティックな体験が忘れられずそわそわしている厨二男子の私は「恋なんて失敗しながら本命に出会うものなんだから、別にとりま買えば良くね?」なんて7万円ちょっとのカメラを買おうとしていた。こういう時の私は、倹約的な側面が一切なくなり、世武・太っ腹・裕子になるのだった。

散々悩んだ末、どうしてもカメラはファインダーを覗くためにある気がしてしまい、保留のまま店を出た。
結局数日後に戻って購入している可能性は60%くらいだろうか。

マツダスタジアムでは対中日戦。入場者プレゼントで新井監督のフェンスから飛び出し置物(正式名称は"BOBBLE HEAD ARAI TAKAHIRO")の配布があり、早めにゲートを潜ってお目当ての置物を手に入れた。

私のカープ観戦記録では、先発投手の九里率が脅威の9割超え!という話はいつかしたかと思うが、今日も先発は安定の九里亜蓮先生。結果的には負けてしまったのだが、いいピッチングだったし、矢崎拓也先生の姿も確認できて、「守備も攻撃」という広島東洋的瞬間を今年も球場で確認できた事に大満足であった。

馬場アナと隣同士で観戦し、試合終了後はカッフェでケーキとコーヒーを頂きながら夜更けに解散。しばらく馬場さんには会えなくなってしまうかもしれないので、今日少しゆっくりお話できたこともとっても嬉しかった。

きっと馬場さんと少し会話をしたことがある人なら分かってくれると思うが、兎に角、馬場さんは気の通りが良い。臓から滲み出た気の通りの良さが、肌をすぅーっと通り抜けてこちらまで運ばれてくる。風水界の重鎮がここにいたならば、「完璧なお手本のような家ですね」と言うだろう。そういう人。サラッとしているけれど、滅多にいないタイプの存在感で、広島県民が挙って「馬場さん!」と話しかけたくなるのがよく分かる。勿論、言うまでもなく私も大好きだ。

駅の改札で別れた時はまた胸がぎゅっとなった。ホームまで向かうまでに何度も何度もこちらを振り返って手を振ってくれる馬場さんの姿を、まるでシーリングスタンプのように"大切な瞬間フォルダー"に焼き付けた。

最近は毎日のように「広島が好きなんだー!」と青春ドラマの古典的な夕焼けの部活帰りの男子高校生 in 土手(発想がガチガチに昭和)状態で過ごしている。

リリンシと選手のアートラテを頂く
RCCスポーツ部
広島護國神社にて、祈願というより計画書提出
BAISTER コーヒー豆さん

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