広島家族（1/12）

広島の友人に紹介してもらって以来ちょこちょこお邪魔している若草コーヒーさんにて、ようやく若草初め。野菜とハムのサンドイッチが特に好きでよく注文している。シャキッと元気なレタスにカルダモンと抜群の相性を誇るキャロット・ラペ、ハムとチーズも丁度良いバランスで、バターも程よく効いている。お店の在り方がレシピ（味）によく反映されているのは、良いお店の証。

自分のお店という"物質的に実在する空間"とか、"土地に根っこを張る心地良さ"みたいなものって、作曲家という、目に見えない刹那的なものと向き合い、居心地の良さと牽制し合う生き様とは全く違う。だから「自分のお店を持つ」ことを夢にしているクラスメイトは必ずいたけれど、不思議な夢を持っている人だなぁと思っていたことを思い出した。

でも大人になって、お店そのものとレシピ（味）が親密さを持って根付いている姿に出会うと、ほんの少し、お店を持ちたい人の想いに触れられたようで嬉しい。

食後に試作のレモンケーキをお裾分け頂いた。若草コーヒーのご近所の、広島はレモンを押し出しているだけあって、味がクリアで濃く、酸味も丸っこいというか、角があまりなくてとても美味しかった。

若草コーヒー店

a・be

その後、定期的に遊びに伺っているRCCラジオ（中国放送）の番組にて、ラジオ初め。RCCラジオさんは、広島に移住する前からアンガールズさんのカープ番組などでお世話になっており、70周年記念の際には音楽を制作させてもらった。（デザインは森本千絵さん）

RCC開局70年| RCC中国放送

新しいカープグッズをチラチラ見ながらのトークで集中力散漫な放送になったが、今年もワイワイガヤガヤと楽しくなりそうだ。