あの石原さとみが通ってるのうたい文句
美容クリニックがあるらしい。あるのはそりゃもちろん芸能人なのでそりゃそうでしょう。
昨日ドラッグストアで美容液を探していた。
匂いのしない美容液ないかな〜。とお店に置いてあるサンプルを試しながら店内をうろちょろしていた。
『ちょっと母と相談してみます〜』
『うん!うん!ぜひぜひ!お母様と一緒に来てみて!お母さんも使ってみると良いですよ!』と軽快な会話が聞こえ、その店員さんの横に置いてあったサンプルを手に取り匂いを嗅ぐ私。
横では接客と言う名の営業をしているようだ。
この匂いじゃないんだよな〜。と思っていると
『こちらの美容液はね!!』と聞いてもいないのに話しかけられた。私はこうゆう場面で外面がとても良い。
ほほー!はいはい、そうなんですね!と、まあ
美容に関して気になる商品のことは調べる方なので
すでに知っている情報。だが、相手を傷つけないためのサービス心から初めて聞きました!のテンションで受け答え。
『いや〜、私美容液を探してましてね。匂いがするのが苦手で。』雑談のつもりがこの言葉に火がついたようで
『!!!お姉さんそれならこちらとても良いですよ!今北海道で1番売れてるシリーズなの!』と、
1番下の棚にある商品を紹介する。
なんでも、このシリーズは石原さとみが19歳の頃から通う美容クリニックの先生が開発したらしく
自宅でできる美容医療ケアと言うのが売りらしい。
石原さとみの名前を出して売りにするのは、宣伝効果としては正しいと思うが誰が使っているかは私にとっては関係ない。
『うちの娘がね!夜勤を始めてからストレスでニキビが出来て、でもこれを使ってからニキビ跡まで綺麗さっぱりなくなったのよ〜!』
なぬ!?そうそう!そうゆう情報が欲しかった!!
こちらも夜勤でニキビがこんにちは状態。
なんと求めていたものがそこにある。
『そうなんですね。これにします。』と予定していた予算より2000円オーバー。ちょいとお高めだったが
美容の努力は裏切らない。今月は予算に余裕があるので買い。
あっさりと買う私に彼女は味をしめたのか(真相はわからない)
そのメーカーのライン使いをおすすめする。
確かに化粧水も洗顔も欲しいけど美容液が目的なので買う気はない。彼女はお話好きなのかとまらない営業トーク。
この人すごいな〜めげないな〜
と思いながらも『あははー!今度来た時に買っちゃおうかな〜!美容液使ってから考えますね!』と言うと
『ちょっとまってね!サンプルあるかどうか探してきてあげる!!』と普段は配っていないであろうサンプルをくれ『またお待ちしてます〜!』と意外にもさらっと解放してくれた。
すぐに視界に入ったのは次の人へ話しかける彼女。
また始まる軽快トーク。
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