Photo by chikasuimyaku 泣きかたを忘れた子どもたち 1 伊太刀 2021年10月10日 23:09 ¥300 さきはいつも小学校から帰るとマンショの敷地内にある駐輪場を覗いて、定位置に兄の自転車がないか確認するのが日課であった。兄の自転車のマウンテンバイクがいつものところにあると、さきは足元から崩れるような絶望感と動悸、そしてお腹の痛みを感じずにはいられなかった。 ダウンロード copy ここから先は 2,809字 ¥ 300 購入手続きへ ログイン #小説 #虐待サバイバー #私小説的 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート