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傷つく言葉を言われた時の英語とは?〜This is Me 歌詞解説②〜

映画『グレイテスト・ショーマン』の代表曲に "This is Me" があります。

この曲↓ですね。

“This is me” の歌詞のストーリーの始まりは、

"I'm not a stranger to the dark
(私は暗闇をよく知っている)

その後にはこんな一節があります。

I know that there is a place for us
(私たちのための場所があることは分かってる)
For we are glorious
(だって私たちは輝かしいのだから)

自分たちの居場所を見つけていくストーリーにもなっているんですね。

その次に続くのはこんな一節。

"When the sharpest words wanna cut me down
I'm gonna send a food, gonna drown 'em out"

“sharp” の意味は「鋭い」で、”flood”は「洪水」、”drown” は「溺れさせる」なのですが、 ここのポイントは “em = them” が何を指しているか?ということ。

“them” は複数形で、既に出てきていた何かの複数形、「彼ら・彼女ら・それら」のどれかを指しますが、ここでは何を指しているでしょう?

どんな場面になるかを想像すると面白いのですが、“sharpest words” は「最も鋭い言葉」なので、要するに「辛辣な言葉」「人を傷つける言葉」のこと。その言葉が私を切り倒そうとする時に、私がどうするとかというと……

“send a flood”「洪水を送って」、”drown them out”「(洪水で)押し流す」。

笑笑笑

“them” が「人を傷つける言葉」(あるいはそれを言う人)を指していて、そういう言葉がやってきた時には洪水を起こして、それでガーッと押し流すというイメージですね。私はこの表現が面白いなあと思っていて。みなさんも辛辣な言葉がやってきた時はそうしていきましょう。

その後にはこんなフレーズも出てきます。

I am who I’m meant to be. This is me.
(私はそう生きるよう生まれてきたの。これが私)

そうして力強いフレーズが続いた後にこんな表現があります。

“I’m marching on to the beat I drum”

“march” は「行進する」、“drum”は楽器の「ドラム」ですが、どんな意味になるでしょう?これも面白い表現です。ちょっと考えてみてくださいね♪

洋楽の歌詞解説のXもやっています。


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