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日本人が苦手な英語の発音 "can" と "can't" の違い♪

歌って絵を描くTOEFL講師の水月むつみです。

海外留学したい人のために、TOEFLのスコアアップの英語術や留学について書いています。

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日本人が苦手な発音の「くっつく音」と「消える音」をこちら↓で解説しました。

今日は、日本人が苦手な英語の発音 "can" と"can't" の違いについて解説してみますね。

"I can do it"
"I can't do it"

この2つはそれぞれ肯定と否定の意味の文。「私はそれができる」と「私はそれができない」。その唯一の違いを作っているのが "can" "can't" の部分。

なので、発音もこの部分だけが違っているのですが、 "can" と "can't” の発音の違いってわかりますか?

???

「"t" があるかないか」

だと思います??

もちろん、文字で見た場合、"can" と "can't" の違いは "t" があるかないかです。それが「肯定」か「否定」かを分けているものなので。

でも、発音になった場合は、ちょっと違ってくるんですね。

それはなぜかと言うと、「"t" の音が消えるから」。

「消える音」の記事では "h" の音が消えるケースを書きましたが、"t" の音も消えます。

"can't" の最後の "t" の音はほとんど発音されないんですね。聞こえない。

なので、"can" と "can't” の違いを "t" があるかないかだと思っていると、その違いがほとんど判別できません。

「できる」も「できない」も同じく聞こえてしまう笑

それはタイヘン。

では、"can" と "can't” の発音の違いは何かと言うと、「強く発音されるか、弱く発音されるか」です。

"I can do it" の場合、"can" の部分にアクセントは置かれず、弱く発音されます。イメージとしては「カン」や「クン」と軽く発音される感じ。

対照的に、"I can't do it" の "can't" にはアクセントが置かれて強く発音されます。イメージとしてはアメリカ英語だと「キャーント」、イギリス英語だと「カーント」と強く長く発音される感じ。

"I can do it"
"I can't do it"

上の肯定文の "can" にはアクセントを置かず軽く、下の否定文の "can't" にはアクセントを置いて、ちょっと発音してみてください(ちなみに、最後の "it" の "t" も消えがちです)。

「できる」と「できない」の違いを感じられましたか?

会話で「できる」と「できない」勘違いしてしまったら、大変なことにもなりかねませんから、"can" と "can't" の違い、注意してみてくださいね♡

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