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「私の夢の世界」のストーリーを語る曲♪〜A Million Dreams 歌詞解説〜

映画『グレイテスト・ショーマン』の中で使われている曲に "A Million Dreams" というタイトルのものがあります。

この曲↓ですね。

冒頭の歌詞はこんな風に始まります。

I close my eyes and I can see
The world that's waiting up for me
That I call my own

ここの部分を理解するのに大切なのは、この3行がひと続きになっているということ。

歌詞や詩は一行で完結していなくて、何行にもわたってつながって一文になっていることがあるので、それに気づくことが大切です。

" I close my eyes and I can see the world that's waiting up for me that I call my own."

こういう一文だということですね。

I close my eyes and I can see the world(目を閉じると世界が見える)

の後に、どういう世界なのかが続いていますが

that's waiting up for me(私を待っている)

ということなので、これからの私を待ち構えている未来の世界ということになりますね。wait up for ~ は「寝ないで待つ」という意味もあるので、夜明けを待っている未来の世界というニュアンスもあるかもしれません。

その次にくるのはこんな一節です。

that I call my own

"call" は "call A B" で「AをBと呼ぶ」という使い方があります。

I call my dog John.
(私は私の犬をジョンと呼ぶ)

外国だと、自分のことをどう呼んでほしいかを言うことが自己紹介の際などにありますが、そういう時にも使いますね。

I'm Stephen. Call me Steve.(僕はステファン。スティーヴと呼んで)

みたいな感じです。

" call my own" は「"my own " と呼ぶ」になりますが、"my own" は「私自身の、私独自の」という意味で、the world の2つ目の説明なので、

"the world that I call my own" 「私自身のものと呼ぶ世界=私自身が創り上げる世界」

というような意味ですね。

目を閉じると私のことを待っている未来の世界が見える。それは私が自分で創り上げている世界。ということで、タイトルの"A Million Dreams(百万個の夢)" に向かっていくストーリーの始まりの歌でした(^ ^)

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