洋楽のようにJ-Popを歌う?
英語の音って聞き取りづらいですよね?
それはなぜなのか?
と言えば、日本語と英語では音の数が違うから(みなさんそれはもう知ってますよね)。
たとえば、日本語の母音は5つしかありませんが、英語の母音はそれよりも、もーっと数が多いです。
ということは、日本語を話す人よりも英語を話す人のほうが出せる音の数が多いということ。日本語話者は「あ」という1つの音しか出せないところを、英語話者は「『え』に近い『あ』」とか「『お』に近い『あ』」とか、そういういろんなニュアンスのある「あ」の音を出すことできる。
それって、表現力が豊かであるっていうことになりませんか?
いろんな音を出すことができるということだから。
たとえばピアノであれば、優しい音、強い音、弾むような音、みたいにいろんな音が出せるということ。
日本語話者として生まれてしまった場合、母音は「あいうえの」の5つしか出せないようになってしまいますから、それはもう残念というしかない笑
私の大学院時代の先生の1人は「そういう意味では日本語が母語の人は不利よねえ」と言っていました。
私は歌を歌うと、出してる音の感じが外国語っぽいと言われることがありますが、それは英語やフランス語などを学んだことがあって、いろんな音を無意識に出せるようになっているからだと思うんですね。
この間、ライブに行った時に、フランスに留学していたシンガーさんがバイオリンを弾きながら歌っていましたが、その人の歌にも日本語っぽくない音を感じました。
平井大さんもそうですね。私は初めて彼の歌を聴いた時に、この人は日本語だけで生きている人ではないだろうなと思いました。歌っている声を聞いていると、どう考えても日本語の音にはない音か混じっているからです。
いろんな音を出せる中で、あえて日本語の音だけを使うってこともできると思いますが、そういう場合と、日本語の音しか出せないから日本語の音だけで歌うっていう場合には、醸し出される深みが全然違うと思います。
ピアノでも歌でもそうですが、弱い音や弱い声しか出せない人が奏でる弱い音、弱い声と、弱い声や音だけではなくて、強い声や音も出せる人が奏でる弱い音は全然違うんです。後者は芯のある弱い音になる。
なので、外国語を学ぶということは、表現力を磨くということでもあるんですね。
前回の記事では文章の表現力を磨くのに外国語が役に立った話を書きましたが(こちら↓)
音もそうなんですね。音の表現力はどれだけの音のバリエーションがあるかということなので、外国語の発音が表現力を高めてくれる。
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