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世界中で1種とされていたコトヒメウミウシが少なくとも5種に分かれました

日本ではポピュラーな種で本州ならおそらくどこでも、そして沖縄でも見られるコトヒメウミウシ。海外でも見られるもののなんかみんなちょっとずつ違わない??と思ってましたがついにDNA解析で4種以上にわかれました

1. Goniodoridella borealis Martynov, Sanamyan & Korshunova, 2015

コトヒメウミウシ
Goniodoridella borealis

いきなり別の論文で記載された種になってしまいますが、ロシア語で書かれた論文で入手が出来なくて見れていませんでした。。

ロシアの日本海から記載された本種の特徴

背面には3列の隆起した結節がある。中列は最も長く、ほぼ全長にわたって伸びるが、側列はその半分にほとんど達しない
色は半透明で白っぽい。ノータムの縁の結節、背中の隆起、エラの上3分の1、前帆、後方の出っ張りの先端、脚の先端は淡黄色と濃黄色がある。背面と脚の先端に白い塵や斑点が散在する。

Martynov A.V., Sanamyan N.P., Korshunova T. A. (2015). [in Russian] New data on the opisthobranch molluscs (Gastropoda: Opisthobranchia) of waters of Commander Islands and Far-Eastern seas of Russia. In: Conservation of biodiversity of Kamchatka and coastal waters. Proceedings of XV international scientific conference Petropavlovsk-Kamchatsky. Kamchat Press: Petropavlovsk-Kamchatsky, Russia. pp. 55-69, pl. 2-6.

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