海辺の図書館

宮城県仙台市荒浜にある私設図書館です。津波によって失われた「海辺のまちの記憶と記録」を…

海辺の図書館

宮城県仙台市荒浜にある私設図書館です。津波によって失われた「海辺のまちの記憶と記録」を継承する取り組みをしています。荒浜に関する資料を収集、それらを基にしたまちあるきや、砂浜をギャラリーにした海辺の写真展などを開催。また「深沼ビーチクリーン」を毎月第二日曜日に開催しています。

最近の記事

【報告】気軽に話そう図書館夜話 第1回「人間交差点~トサケン・仁上幸治:400回を超える講演をこなす源泉を探る~」(2024/09/02)

図書館夜話とは? 図書館と聞けば、誰もが、本がたくさん並んでいる空間を思い浮かべるかと思います。本を借りたり、勉強をしたり、静かで安心して過ごせる図書館は、そうした読書や自習といった従来の目的だけでなく、まちづくりや交流拠点、地域コミュニティーのハブとして、多くの方に利用されています。 図書館といっても普段多くの皆さんが利用している公共図書館(いわゆる税金で運営されている図書館)や、学校図書館、大学図書館、そして最近、民間の団体や事業者が運営している新しいタイプの図書館も増

    • 荒浜灯籠流し2024(2024/8/17)

      今年も恒例の荒浜灯籠流しが開催されました。

      • 【ご案内】第1回「気軽に話そう図書館夜話」(2024/09/02)

        図書館夜話とは? 図書館と聞けば、誰もが、本がたくさん並んでいる空間を思い浮かべるかと思います。本を借りたり、勉強をしたり、静かで安心して過ごせる図書館は、そうした読書や自習といった従来の目的だけでなく、まちづくりや交流拠点、地域コミュニティーのハブとして、多くの方に利用されています。図書館といっても普段多くの皆さんが利用している公共図書館(いわゆる税金で運営されている図書館)や、学校図書館、大学図書館、そして最近、民間の団体や事業者が運営している新しいタイプの図書館も増え

        • デイジー☆どぶゆきさんと海辺の図書館で「海辺の図書館」を満喫する会(2024.07.13)

          震災後から継続して荒浜に想いを寄せてくださっているウクレレミュージシャンのデイジー☆どぶゆきさん。今年は、石窯ピザを一緒に食べたり、灯籠を描いたりと、いつもよりゆっくりと過ごして頂きました。 そして、メインイベントは海辺の図書館の屋根でのルーフトップライブ♪天気にも恵まれ、青空と水平線をバックに素敵な音色と歌声を荒浜にプレゼントして頂きました。 最後には、チャリティライブでの寄付金の贈呈式。 ありがとうございました!

        【報告】気軽に話そう図書館夜話 第1回「人間交差点~トサケン・仁上幸治:400回を超える講演をこなす源泉を探る~」(2024/09/02)

          海辺の図書館クルー紹介:大沢さんの場合。

          海辺の図書館での肩書は「豊さんの弟子」。 舞台美術家の大沢さんは、その肩書通り、海辺の図書館が開催している「海辺の写真展」の空間づくりや、「100年後の荒浜磯獅子踊りプロジェクト」のイベント運営等、海辺の図書館で開催しているほぼ全ての取り組みに関わってくださっています。 今回は、そんな大沢さんのちょっと違った一面をご紹介します。 触る模型 東京で活動していた大沢さんは、東日本大震災をきっかけに、仙台に足を運ぶようになり、自分にできることを模索していたそうです。現地で障がい

          海辺の図書館クルー紹介:大沢さんの場合。

          第6回 荒井オープンダイアローグのつどい(2024.05.25)

          海辺の図書館での開催は、3回目となる「 荒井オープンダイアローグのつどい」。 私は2回目の参加となります。荒浜にしては珍しく、柔らかい初夏の日差しに、風も穏やかで、心地よい日になりました。 前回は漠然と、なんだか良い雰囲気の空間だなぁとという感想だったのですが、今回は圧巻でした。 参加者全員、自分が話すだけでなく、それぞれの話への意識の向け方、その熱量の高さが感じられました。 この「荒井オープンダイアローグのつどい」は、いわゆる「精神科医療の包括的アプローチ」として行われ

          第6回 荒井オープンダイアローグのつどい(2024.05.25)

          第2回 ご存知ですか?荒浜磯獅子踊り -熊野堂十二神鹿踊映像上映会&プチ体験会-(2024.05.12)

          観て、踊って、鳴らす。そして、食べる。 今回は、名取熊野本宮社・春の例大祭で踊られた「熊野堂十二神鹿踊」の映像を視聴、保存会の板橋さんや渡辺さんから解説を頂きました。 また、先日、海辺のサイクリングで作成した練習用の太鼓の披露や、楽譜起こした音曲をキーボードで演奏、といった前回から今回までの間の経過報告や、参加者全員からの自己紹介がありました。 プチ体験会では、舞台美術家の大沢さんや、からだとメディア研究室の千葉さん、伊藤さんに進行していただき、映像を観ながら、参加者全員

          第2回 ご存知ですか?荒浜磯獅子踊り -熊野堂十二神鹿踊映像上映会&プチ体験会-(2024.05.12)

          仙台放送ニュース「月命日に想う」に豊さんが出演(2024.05.13)

          動画はこちらからご覧いただけます。 https://www.youtube.com/watch?v=YcL6zUo7Tgk

          仙台放送ニュース「月命日に想う」に豊さんが出演(2024.05.13)

          第2回 海辺のサイクリング:美江子のみせやで石窯ピザを食べながら、荒浜磯獅子踊の太鼓を作ってみよう!(2024.05.04)

          第2回となる今回は、いつもお世話になっている荒浜のお隣、蒲生地域で笹谷さんが場を開いている「舟要洞場(しゅうようどうじょう)」と、カフェ「美江子のみせや」へ。 石窯が完成したとのFacebook投稿を見て、ピザを焼かせてください~と生地やトッピングを持って押しかけました。 また、荒浜磯獅子踊の練習で使う太鼓を作ろう!ということで、ワークショップも開催しました。

          第2回 海辺のサイクリング:美江子のみせやで石窯ピザを食べながら、荒浜磯獅子踊の太鼓を作ってみよう!(2024.05.04)

          トークイベント「まちとほんと13のものがたり」(2024.04.20)

          当日の様子が仙台放送のニュースで放映されました。 https://youtu.be/YJGQujK-IyU?si=RdytvXjFJa0JRv5a

          トークイベント「まちとほんと13のものがたり」(2024.04.20)

          仙台ロータリークラブフォーラム(2024.03.26)

          昨年から継続してお声がけいただき、今回はテーマが「100万人の海辺 仙台市荒浜 新たな魅力創出と可能性」というクラブフォーラムの中で「元住民・地域活動者としてー海辺の図書館、深沼ビーチクリーンから見えてきたものー」という内容のお話をさせていただきました。 また、活動支援金をご寄付いただきました。 震災から13年を迎える中、こうして小さな取り組みに支援いただけることに感謝いたします。

          仙台ロータリークラブフォーラム(2024.03.26)

          若林区まちづくり協議会主催「まちづくり交流会」(2024.02.28)

          若林区まちづくり推進課より依頼があり、「深沼ビーチクリーン」の取り組みについてお話しさせていただきました。

          若林区まちづくり協議会主催「まちづくり交流会」(2024.02.28)

          七ヶ浜中学校キャリアセミナー職業講話(2024.02.02)

          七ヶ浜町を中心に活動している遠藤さんからのお声がけで、今年も七ヶ浜中学校の生徒さん向けに、職業講話をしてきました。 私は、荒浜で行なっている「海辺の図書館」や「深沼ビーチクリーン」等の地域活動の話と、司書として図書館で働いている話をしました。 毎度のことですが、お互いに緊張しているので、やっと打ち解けてきた頃に 終了という感じでした。 終了後に頂いたアンケートには、こちらが伝えようとしていたことに対する感想が書かれており、短い時間でよくわかってくれたなぁと感動しました。毎

          七ヶ浜中学校キャリアセミナー職業講話(2024.02.02)

          「ご存知ですか?荒浜磯獅子踊」(2024.02.11)

          経緯 2011年3月11日に東日本大震災後、津波により、仙台市から災害危険区域に指定され、住むことのできなくなった荒浜。「住めないということは、これまでの文化や生活の歴史が途絶えてしまうことになる」と思い、海辺の図書館では、荒浜に関する文献や情報を収集しています。 そうした文献に『仙台市荒浜の民俗(仙台市歴史民俗資料館調査報告書. 第2集)』(出版者:仙台教育文化事業団仙台市歴史民俗資料館 出版年月日:1981.3)※国立国会図書館の個人送信サービスに登録するとデジタル化

          「ご存知ですか?荒浜磯獅子踊」(2024.02.11)

          神戸大学持続的災害支援プロジェクトKontiによる「海辺の写真展in神戸~東日本大震災から13年、荒浜を撮り続ける~(2024/01/14-16)

          昨年後半から、海辺の図書館への支援に来てくれている神戸大学の学生さんたちが、神戸で「海辺の写真展」を開いてくれました。 海辺の図書館に、もっとたくさんの人たちが来てほしい!という私たちの希望を実現するために、一緒に考え、体を動かしてくれています。 この写真展は、神戸の皆さんにも「砂浜をギャラリーに、流木や漁師網を使って、震災前や震災後の豊かな荒浜を知ってもらいたい」という「海辺の写真展」のコンセプトを体感してもらいたい!というアイディアから生まれ、実現した企画です。 2023

          神戸大学持続的災害支援プロジェクトKontiによる「海辺の写真展in神戸~東日本大震災から13年、荒浜を撮り続ける~(2024/01/14-16)

          2023年を振り返って

          1月8日(日)第47回深沼ビーチクリーン:市民活動応援賞授与セレモニー 1月27日(金)第2回荒浜意見交換会 1月29日(日)東北大学矢崎さん卒論発表会 2月2日(木)七ヶ浜中学校職業講話 2月10日(金)吉成市民センター図書館講座 2月12日(日)第48回深沼ビーチクリーン 2月22日(水)ラジオ3収録:仙台市立荒町小学校5年生から深沼ビーチクリーンについてインタビュー 3月11日(土)JENESYS FOIP 54 訪日団視察、海辺の屋台図書館 3月12日(日)第4

          2023年を振り返って