カルストンライトオはどこから京都の街を眺めたのか?(実地検証)
ウマ娘、カルストンライトオにハマって同人誌を出したりする中で、疑問として浮かんだ事を検証したので備忘録に残す。
以下は育成ウマ娘イベントでの一幕である。
丘のような高台から京都を眺めている・・・というシーンであるが、関東民的に「京都にこんな所あるか!?」と思ったためである。
結論から言えば「京都タワーからの眺望が最も想定に近しいが、汎用背景として京都タワー展望台に最適なものがなかったため、丘の背景が使われたのだろう」が私見である。
前提として
ウマ娘の育成イベント背景は多種多彩に及ぶが、基本的には汎用性の高いものである。そのため特定の地域を描写する際には、その地域の特徴が出ず、やや弱くなってしまう。トレセン学園が東京・府中近辺と想定されるため、汎用背景も東京近辺を想起させるものが多い。
以下に「カルストンライトオはどこから京都の街を眺めたのか?」の候補を記す。
候補1.京都タワー
京都駅前にそびえる有名観光地。展望台高さ100m。入場料900円
カルストンライトオのイベント内では「なんと見事な碁盤目状でしょう!」と京都の街路を絶賛しているのであるが、街路の様子を観察しようとすると、山の上から眺めると分かりづらいのである。京都タワーからが最もわか
りやすい。
また、イベント中に「高台から見た景色を思い出す」などと公園(おそらく梅小路公園)と京都駅の位置関係の回想があるが、この位置関係がはっきり確認できるのは京都タワーだけである。
上記screenshotは夜景のものであるが、ウマ娘に存在する展望台の汎用背景は明らかに東京都心を想定したものであり、ビル群が高い。京都市街地のビル高さ制限が厳しいことは有名であり、ビル群の高さが抑えられていることから、これを汎用背景として京都タワーに使用するのは、いささか無理があるように思える。
京都タワーはアクセスも容易であり、最も可能性が高いように思える。
候補2.東山山頂公園・将軍塚青龍殿
清水寺より高所から京都市街を一望することができる。標高214m前後。
ただしアクセスに難あり。路線バスは現在廃止されており、自家用車(レンタカー)がない場合はタクシーで片道1500円程度(地下鉄東山駅~)もしくは徒歩となる。
東山山頂公園は入場無料。ジョギングやトレッキングする人々の姿がちらほらあったが、夜景が有名。
将軍塚青龍殿は拝観料600円で展望スポット2箇所を楽しめる。前述したアクセス難からか他の人はほとんどおらず・・・。
アクセスにやや難はあるものの、京都に詳しいトレーナーであれば、ここに来ても不思議は無さそうである。
候補3.清水寺
あまりにも有名すぎるのと、前述の東山山頂公園・将軍塚が同様の画角からさらに標高が高く互換性があるため、今回は訪れなかった。京都観光という意味では行っているかもしれないが、常に人が多そうでゆっくりはできなそう。
候補4.船岡山・建勲神社
市街地の北側にある小高い丘陵。入場無料。アクセスは路線バス頻発で容易。
ウマ娘に使われる「高台汎用背景イメージ」に京都で最も近いのは船岡山ではないだろうか。特に建勲神社は「京都を舞台としたウマ娘アニメがあれば、トレーニング場面で描かれそうな雰囲気がある」良シチュエーションであった。
ただし京都駅からかなり離れており、京都タワーは一応目視できるが、梅小路公園付近はあまりよくわからない。
まとめ(地図)
引き続き「カルストンライトオが電車とバトルしたのはどこか?」についても検証記事を投稿する(予定)
夏の京都は日差しが「痛い」レベルであり、歩き回るような環境ではないと思った(感想)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2491779