自力!(+シャッターアイランド感想)

漫画・小説・映画を観た後は考察・解説サイトを見るまでがワンセット。そういう人は私だけではないと思う。

「進撃の巨人」を読んだ後にタキチャンネルさんの解説動画を視聴。ここは伏線だったのか!と浴槽で膝を打つ。私の高校時代はこの1ヶ月おきのルーティンに終始していたといっても過言ではない。いや過言ではある。

でもそれでいいのかな。もう大学生なんだから感想くらい自力で吐き出せるんじゃないか?自分の膝くらい自分で打てるんじゃないか?(?)

そこで、Amazonプライムで視聴した「シャッターアイランド」の感想を自力で書き起こそうと思った次第です。理解力に乏しいので勘違いあるかもしれないけど、それに価値があるのではと思って書きます。ネタバレ注意です。




・幻覚、妄想で現実との境目がなくなる感覚を視聴者に体験させる仕掛けだったなと思う。

視聴者はテッド(アンドリュー)から見える世界を映画の設定として飲み込んで、一緒に精神病院の真相を暴いてやりたいと考える。特別患者が収容されているC棟()への潜入とか、この精神病棟島()の真実()を知る女性との邂逅()とか、もうアツかったね。

それが実は精神病患者本人の妄想だったとハシゴを外される。私はもちろん「えー‼︎いや、そんなわけない。もしそうなら今まで観てきた2時間はなんだったんだよ…」となる。まさにアンドリューの衝撃を追体験する感覚。

そんな具合では人の口から明かされた世界の真実(自分の妻を殺した殺人犯アンドリュー・レイディスとは自分のことだった)なんて到底受け入れられない。

辛い現実を受け入れるってこんなに耐え難いことなんだね…。でもどんでん返しされる時の快楽は最高でした。きもちいー。


・最後のシーン、妄想モードに逆戻りしてしまったアンドリューが「どちらがマシか。モンスターのまま生きるか、善人のまま死ぬか。」といってチャック(主治医)の前から去ります。これはどういうこと?

順当に考えればアンドリューは更生に失敗しており、ロボトミー手術送りです。(妄想世界での非人道的なロボトミー手術とどこまで一致しているのかはよく分からなかった)

でも先の発言からすると、アンドリューは妄想モードをわざと演じていて、正気のままロボトミー手術を受けることを自らの意思で選択した、という深読みもできる?


2つめは読解力不足でよく分かりませんでした。見当違いの可能性もある。

でもそういう100%自分から生えてきた考えを文章にしたってことに価値があると考えております!よし、満足!




考察みてこよーっと。はい答え合わせ答え合わせ。


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