9月の1ヶ月チャレンジ(べき。を緩める)

「どうにかなるでしょ」「なんとかなるでしょ」
「誰かがやってくれるでしょう」
そんなポジティブマインド満載だった20代から30代前半。

「専業主婦」になって「子供が産まれて」いつの間にか「私がやらないと」「事前に考えておかないと」マンになっていました。

家事って、制限時間も「これだけやったらOK」がないんです。

「出社時間」も「退社時間」もないんです。

掃除しても片付けても、気になるところがいっぱい。あれもこれも気になる。

時間を設けて最低限やっても、やり残した気分いっぱいです。(これは私があれもこれも・・な人で1つずつタスクをこなすのが不得意なせいもあります。)

「結婚」して家事への「べき」が強くなり、「専業主婦」になって、「働いてないんだから、これくらいやれないと」が強くなって、なのに、すぐに疲れて具合がわるくなってあまり動けない私。

やっても、やっても終わる気がしない。

料理も、時間をかけたからといって美味しくなるとは限らないし、365日メニューを考えて、レシピとスーパーで安い食材とにらめっこして
家族に「おいしい」と言ってもらえるのは稀なことで。

試行錯誤を繰り返しながら、なんとか自分なりのOKを出すのは至難の技。

それぞれに別メニューを出す器用さもないし、誰かが美味しいと言っても誰かが「食べたくない」と言って。それに耐えうるマインドが必要で。

それに加えて「育児」

一緒にいる間、何かをしている時に何度も「ママ〜!」の声が聴こえます。
10分で終わるものが、中断中断で30分かかったりします。

出かける前の準備も、今まで自分の分だけのスケジュールを立てて、ギリギリにでも準備が終わればそれでOKだったのが、1人増え、2人増え、今は3人分です。(今は娘は10才なので声だけかければ大丈夫になってきました。)

育児スタートからは、「前もって準備」「時間に余裕を持っておく」ことが、当たり前になりました。出かける前に突然泣く。突然トイレ、突然着替え。「行かない」と言い出す。突然、熱を出す、吐く、怪我をする。

その場その場でササっと対応できるママさんを何人も知っています。でも、私は先にシミュレーションしておかないと、パニックになってその場ですぐ動けないことが多いです。

だからどうしても「この場合はこうする」と決めておく。でも、どうやったって先の予測はそんなにできないし、今の世の中、ネガティブなマイナス予測ばかりが暴走します。

「専業主婦」って、「完璧」なイメージありませんか?

お料理も掃除も得意。まかせておける。
育児もまかせておける。

10年たっても、そんな理想像にほど遠い自分に、✖️をつけては、時間があるのだし、なんとか自分で・・という枠に縛られています。

それを、9月はやめてみることにしました。

私がもともと持っていた「なんとかなる」「誰かがやってくれる」を呪文のように唱えながら。「やらなくてもいい」もつけくわえました。

人それぞれいろんな環境で子育てしてますが、産まれてからずっとずっと家にいたママがいない。

「私がいないとどうなる?」「パパはいるけど、子供に寂しい思いをさせるのでは」「パパが大変になるのでは」

そんな自分の中のネガティブな枠をゆるめる方法を考えていました。

そんな中、12年ぶりに社会へ。パートに出ることに決めました。

「今なら、パパが在宅している。今のうち」
「娘も息子も、もうべったり一緒にいなくても大丈夫」
「お昼もなんとかしてもらおう」
「疲れて動けなかったら、夕飯なんとかしてもらおう」

とにかく自分のありのままに。「べき」を緩めてみよう。と。

久しぶりの「社会」は衝撃的でした。覚えることが多すぎる。
やれないことが多すぎる。「完璧に」なんて到底むりです。
それが、今の私には心地よい。

「できなくて、わからなくて当たり前」
もちろん、不安だらけですが、なんとなく「不安」の色が違います。

このままいったらどん底に落ちてしまう不安ではなく、やればやるほど「クリア」になったり「自信」につながる不安というのでしょうか。

夕飯に手を抜くことの罪悪感が、一気に減りました!

あるもの、ある時間でなんとかする。
使える時間に掃除をする。子供と向き合う。

フルタイムで働く想像は、今はまだできませんが、1日4時間、週3日。

今は私にメリハリをくれている気がします。

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