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1ヶ月間◯◯。今月は庭の草むしりに取り組んでみた。

私が毎日やらなきゃなぁ••と思いながらも目をつぶり続けてたものリストの中に「草むしり」がある。

春になって、ぐんぐんとどんどんと生えてくる雑草。
そして自分の陣地を広げようとバンバン伸びてくる南天やその他の名前がわからぬ木々や草。

庭の土だけでなく、砂利やコンクリートの隙間など、ありとあらゆるところから、生えてくる雑草との闘いがはじまるのだ。

庭を見ては「あぁ生えてるなぁ」
「いつかやらないとな」と思う日々。
草の成長は止まってくれない。

自分たちにとって不要な草なら「雑草」
家の整理と同じで、残しておくもの、不要なものを選分けつつ、わんさか生えだした雑草を抜く。

5月はこれを毎日やってみようと決めた。
はじめの目標は、1日バケツ一杯分。

最初の1週間。軍手をして、ひぃひぃいいながら、草をむしりまくった。

びっくりしたことに、あんなに「イヤだなぁ」=たくさんの時間がかかると思ってた草むしりだが、1日10分ほどを1週間続けただけで、庭が大分スッキリとした。大変だったのは、はじめの3日くらいかな。

生える雑草スピードより私の抜くスピードが上回ったのか、あまり抜く草がなくなった。

すると、見てみぬふりをしていた庭の剪定も、やろうかなという気が湧いてきた。

やり方がよくわからないし、なんとなく「男の人がやるもの」なイメージがあって、私は今までどちらかというと「切ってほしい」とダンナさんにお願いしていた。どうしても、ボサボサすぎて仕方ないときや、お隣さんが困りそうなときだけ。

それか、私たちがあまりにも放置してるのを見かねて、お義父さんが切りにきてくれたりしていた。

南天の木の繁殖力は、すごい。
毎年、赤い実をみるのは楽しみだが、翌年にあちこちから芽がでてはわんさか増える。
木の根元から切っても、その根元から生える。

とにかく、切れそうなものは切った。
そして、ボサボサなツツジ。

去年切るタイミングが遅すぎたのか、
今年はほとんど蕾がつかなかった。
咲いてすぐに切る。ということは、今だ。

お隣のお庭はとても綺麗だ。
同じように丸くしあげたい。

YouTubeやネットでみたけど、あんまりよくわからなかった。
私ってなんでもそう。
とにかくやってみるほうが早い。
失敗して失敗してたどりつく。

バシバシと不慣れな感じで切ってみた。
やっぱりちょっと不恰好。
それを見ていたお隣さん(90才超、とても元気)が、声をかけてくれた。
「丸くしたいんです。」
「どれちょっと手伝おうか」と言って来てくれた。

とても手際よくジャキジャキと切ってくれた。
美容師さんや床屋さんのように、お隣さんが切ると音が違う。その様子をできるだけみて真似してみた。

「そうそうそんな感じ」
まさか、お隣さんに手伝ってもらって、
2人でジャキジャキとうちの庭を剪定する日がくるとは思わなかった。

「いいねぇいいねぇ」と、お隣さんはとても嬉しそうだった。

いつもは、スマホを教える側のわたし。
今日は教わる側。

頼ったり、頼られたり。
頼られたり。頼ったり。

なんか心地よい。

関東育ちでマンション暮らしだった私。
約12年前中古の一軒家に住みだしても、
庭のどこから手をつけていいのか、まったくわからないままだった。

そのまま最低限だけなんとかしてきた庭は、リュウノヒゲが繁殖しすぎたり、
まだまだ雑多な感じではあるけど、それもまた私らしいのかもしれない。

いろんな植物がいて、牡丹や紫陽花、南天などいろいろ季節ごとに楽しめる。

1ヶ月、少しずつ数分でも手入れした庭は、「やらなきゃなぁ」と見て見ぬふりをする重たい心から開放され「これからどうしたいかな」に変わりつつある。

そうはいっても、これからも、この先も、雑草との共存は続くわけで、ゆるくやりたい範囲で、抜き続けたいと思う。

ひどくなってもいいじゃない。
自分の庭だもの。

あまりにわんさか生えてしまったら、
すなおに除草剤に頼ろう。うん。

そのくらいの気持ちで。
一月はヨガ、二月はラジオ体操、三月は白湯、四月は家の整理整頓、五月は草むしり。

さて、六月は何を1ヶ月つづけようかな。

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