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最恐の明晰夢〜本当に怖いのは、こういうこと

これも上海に居た頃か、頻繁に明晰夢を見るようになって、というか、明晰夢を意識して見れるようになって、一番怖かった体験を書きます。

いつも通り、耳鳴りがして、次の瞬間、夢の中に自分が居ることを認識できました。また、明晰夢の世界に入った…
いつもなら、どんな夢を作ろうか、ワクワクした気持ちになるのですが、この日は、ふと、ある不安が脳裏をよぎりました。

もし、肉体が目覚めることなく眠り続けたら、夢の中で覚醒している自分の意識は、夢の世界に閉じ込められたままになるのでは?
体と意識と同時に覚醒できなかったら、その場合も、意識は夢の世界に閉じ込められるのでは?
この意識こそ、俺やのに、俺は俺の体に戻れるのか?

一点の光もない真っ暗な夢の中で、今まで感じたことがない不安に包まれました。

頼む!俺の意識よ!俺の体と同時に目覚めてくれ!お願い!頼む!
どうしたら無事、意識と体が同時に目覚めるか、など、思いもつかず、ただただ、祈るしかなかったです。

どうですか?考えてみたら、すごく怖くないですか?

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