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”ガーシー砲”影響度を分析(デモ)

調査要綱みたいなもの

YAH MAN👊

参院選を挟んでネット界隈を大いに盛り上げたガーシー砲の影響度を客観視する目的で、クチコミデータの調査を行ってみたよ。
使用したのは複数のソーシャルリスニングツール。
複数の、というのがポイントで、国内で入手できるソーシャルリスニングツールでは基本的にサンプリングデータしかとれないからなんだ(提供元により異なるが最大で1/10)。
それぞれのツールが保有するクセを平準化するため、複数のデータソースを利用し、直感的な規模感に近づけるための拡大推計したのが以下のグラフだよ。

クチコミ総量=ソーシャルメディアにおけるワード出現回数の総和

調査の対象について

ガーシー砲のターゲットはいっぱいいるけど、今回は調査対象期間中に話題になった人で、僕が個人的に注目している人物を対象にしてみた。
それが三木谷浩史(実業家)、綾野剛(芸能人)、木原誠二(政治家)だ。
なお記事内では敬称略に統一するけど、「失礼だ」「無礼だ」と怒らないでね。

調査結果の分析っぽいこと

このグラフを見て気づくポイントは2つあるね。
一つは、ガーシーとターゲット(三木谷浩史、綾野剛、木原誠二)のクチコミ総量がほぼ相関していること。
つまり、ターゲットのクチコミが増えるのはガーシーが話題になったとき=ガーシーが積極的に発信したときになっている。
そしてもう一つが、7月10日から7月11日の2日間、ガーシーのクチコミ総量が最大化したときにターゲットの方は大して盛り上がっていないことだね。
これはすぐわかると思うけど、クチコミの大部分がガーシーが選挙に受かるかどうかになっていて、ターゲットは話題にならなかった、ということになるね。
個人的には、ネットでの認知度が高いと思われる他の二人を抑えて木原誠二のクチコミが多かったのは意外だったな。

感想というか提言というか

正直言うと、僕はこれまでガーシーチャンネルにはあまり興味はなかったんだ。
芸能界の裏側が腐ってることなんてわかりきってるし(知人がその世界にいるのでよく話しを聞くんです)、その暴露なんて、鼻をかんだティッシュを広げて見せられてるみたいなもんだからね。
そんな僕がこの分析をやってみようと思ったきっかけは、ガーシー砲が実業家と政治家に向けてぶっ放されたことだ。
特に実業家の暗部をあそこまで直接的にクローズアップして拡散することは今まで誰もやれなかったことだし、僕が生きているビジネス界隈でも触らず神に祟りなし、を決め込む人しかいない(かくいう僕もその一人)。

今回、ネットの力を使ってガーシーがどこまで切り込めるかは引き続き注目しているけど、選挙後、沈静化しちゃっているのが気がかりだね。
グラフの話に戻るけど、ガーシー砲の拡散力はガーシーその人が発信しないと発揮されない。
まだ彼のサポーターは自家発電できるほどには育っていないから、ガーシーが停滞するとせっかく作ったムーブメントが後退してしまうんではないか、ということを心配している。
NHK党の立花党首が色々発信しているのは見ているけど、具体的な現象が確認できないと、浮遊するネット民は霧散しちゃうからね。

また、自転車操業状態をいかに脱却するかがガーシーの今後の課題だと思う。
オンラインサロンから切り抜き職人を使った拡散という方法は有効だと思うけど、それだけでは…?
このテーマについて、僕には仮説としての答えがあるんだけど、それはもう少しデータの推移を見てから話していきたいと思っている。
影響度分析には色々な手法、切り口があるので、それを活用した記事を今後も投稿していく予定なので、期待して待っててね。

Good Vibes☝️
#ガーシー #東谷義和 #三木谷浩史 #綾野剛 #木原誠二 #NHK党

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