見出し画像

ヒトはいつから野生動物ではなくなったのだろうか?

こんにちは、ショーンです。

さて、前回の投稿で

・野性の覚醒に、原始的な生活は不要である
・自らの眠る野性を覚醒させると、こんなに素敵なことがたくさん起こる!
・この野性を覚醒は、ヒトにとっての野性とは何なのか?を理解することでできる。

こんなことを確認した。

そこで今回は、「ヒトにとっての野性とは何なのか?」を掘り下げていく。
ヒトにとっての野性を理解しようとするとき、まず最初に浮かぶ問いはこちらだろう。

「ヒトはいつまで野生動物だったのだろうか?」

これは大変興味深い問いである。今、「私は野生動物です」というヒトはいないだろう(そんなファンキーなヒトがいたらぜひ紹介してほしい)。

では、どのタイミングから、ヒトは自らを野生動物ではないと認識するようになったのだろうか。

ざっくりとヒトの年表を並べてみると、こんな感じだろうか。

440万年前:チンパンジーから分岐
280万年前:道具を使い始める
150万年前:火を使いはじめる
30万年前:言葉を使い始める
1万年前:農業・畜産のはじまり
500年前:科学を学び始める
300年前:産業革命(機械とエネルギー爆増)
70年前:緑の革命(食糧、爆増)
20年前:IT革命(情報の民主化)

改めて、近現代史の変化スピードが凄まじい。自然界の時の流れから完全に逸している。これは地球がびっくりするのもうなずける。ショーンもびっくりである。

さて、この年表のどこからヒトは野生動物ではなくなったのだろうか?人類学的には、1万年前:農業・畜産のはじまりが「文明の始まり」だと言われている。

文明が始まり、野生が終わった。こう考えて差し支えないだろう。私たちは、1万年前に野生動物ではなくなり、文明人になったのだ。

つまり、1万年以上前のヒトのライフスタイルを明らかにすること。これが「ヒトにとっての野性とは何なのか?」の解答となる。極論をいえば、彼ら野生人のライフスタイルをそっくり真似れば、最強に野生的になれるということなのだ。

画像1

(うちのベランダから見えた、雨が右から左へ移動しているところ)

あぁ…。文字を書くのが疲れてきた。きっと読む方も疲れてきたであろう。が、もう少しだけがんばりなさい(突然の上から)。

野生人のライフスタイルを文明人が真似るには、それを因数分解し、そっくり真似られるところは真似て、真似るのが難しいところは本質を変えないまま形を変えて真似ればいいのである。

そこで、野生人のライフスタイルを次の4つの視点から分解していく。

・食事
・運動
・睡眠
・脳と感覚の使い方

まずは1つ目の要素「食事」について。「野生人はどんな食事法をとっていたのか?」を次回掘り下げてみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?