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我が子たちに言いたいこと

注意:読者として自分の子どもたちを想定しているので、記事を有料にしています。

子どもが勉強しない・・・、おそらく子を持つ多くの家庭で同じような課題を持っていると思います。我が家では、娘は高3で大学受験を控えています。息子は中2で部活に励みながらも、高校進学のため内申点を気にしなければならない状況です。

夢・目標と現在の状況

娘は『将来xxxになりたい』『xxx大学に進学したい』と、息子は『部活で全国大会に行きたい』『自己ベストをxxxまで伸ばしたい』『xxx高校に行きたい』などの夢や目標を持っています。2人の夢・目標は現実的なものがほとんどで、必要な努力をすれば叶うと思います。

しかし現段階では実力も行動もまったく伴っていません。2人とも目の前の欲に忠実で、その日その日の楽しいこと・遊ぶこと・寝ることを優先し、将来のための努力が全然足りていません。テレビやスマホ、ゲームに多く時間を消費しています。このままでは夢は夢で終わり、現実にはならない可能性があります。その点は2人とも心のどこかで理解しているはずです。

認識との乖離

でも2人は学校に行き、部活に励み、少しは机に向かい、塾に行っていて、生活の大部分をそういったことに時間を割いています。だからこそ『それなりに努力している』『いまは実力がなくとも、このまま継続すればなんとかなる』のように錯覚を起こし、将来への見通しが甘くなります。

映画やマンガの主人公は大きな夢を叶えたり大活躍したりします。大きな困難も乗り越えます。でも現実の世界ではうまく行きません。子どもたちが自分たちの人生の主人公なのは間違いないのですが、自分を中心に世界が回っているわけではないので、長期間の地味な努力が必須です。多くの場合は大変な苦痛を伴います。『友人も遊んでいるし、目標までに十分間に合う』とたかをくくれば、夢や目標が叶わなかった場合に後悔してしまう。

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