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かっこいい包丁の選び方【ダマスカス鋼・先丸柳刃】

初心者におすすめの包丁などをお伝えしてきましたが、「結局どれ買えばいいの?」と悩まれる方も多いと思います。

そんな方に向けて、自分なりの解説をしてみましたので良ければどうぞ。


包丁は見た目で選べ

包丁は利便性や切れ味などで選んでもいいと思いますが、利便性なんてたいして変わらないし、切れ味もある程度切れればなんでも良い、と思う方もいると思います。

なので僕の場合は見た目、かっこよさで選びます。結構大事だと思うんですよ。毎日の料理で少しでもテンション上がったほうがいいと思いますし。

見た目別に色々解説していきますので、いろんな包丁あるんだな、と知る機会になっていただければ幸いです。


1、オールステンレス

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まずおすすめしたいのがオールステンレス。柄の部分まで金属になっている包丁です。メリットとして全て金属で衛生的と言われていますが、普通の包丁が不衛生なわけでもないので、別にメリットでもないですね。見た目です。

グローバルの包丁なんかおしゃれですね。


2、ダマスカス鋼

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1番のおすすめがダマスカス鋼です。

写真のように波のような模様が出るのが特徴です。
このダマスカス鋼というのはちょっとロマンがありまして、簡単にいうと昔実在した伝説の金属のレプリカ、です。

詳細はwikiを見てください。色々載ってます。


ちなみに切れ味なんですけど、ダマスカスだからよく切れるってわけではないです。錆びにくさも変わりません。完全に見た目だけです。
なのでプロの現場であまり見たことないですね。残念。でもかっこいい

安いダマスカス鋼の包丁だとガラをプリントされているだけのこともあるので注意です。


3、和式牛刀

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包丁は大きく分けて洋包丁と和包丁があります。それぞれ柄の作りや刃の付け方が違っているんですが、これを掛け合わせた和式牛刀というものがあります。柄の作りは和包丁なんですけど、刃は洋包丁というものです。これもロマンありますね!


4、黒打ち包丁

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黒打ち仕上げというのもあります。包丁を作るときに、焼入れにより黒くなった表面を、刃の部分以外はそのまま残しているものです。和包丁に多い加工です。

無骨な感じがいいですね。写真は黒打ち仕上げの三徳包丁になります。


5、先丸柳刃包丁

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完全に見た目が日本刀ですね。

ジャンルとしては刺身などを切る柳刃包丁なのですが、先が尖っておらず丸くなっています。これを先丸包丁と言います。逆に鋭く尖っているものは切り付け包丁と言います。


6、作家で選ぶ

あと作家さんで選ぶのもいいですね。個人的に気になっているのは「佐治武士」さんとか海外のmajimeknivesとかですかね。



以上、包丁の加工・ジャンル・金属をまぜこぜに紹介しました。

包丁選びの参考になれば嬉しいです。


ちなみに切れ味で選ぶならmisonoのUX10とか選びますかね。でも見た目普通なんですよね。鋼はすぐ錆びるので管理がめんどい。



フードスタイリスト・カメラマン
関口 アキラ​
http://se-akira.work/

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