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嫌い

自分語りします。いつも以上に自分語りをします。



こんな私もアイドルを嫌いになったことがある。



当時はアイドルといえど、今とは全く違う環境だった。
まあお察しの通り配信しかしなかったり、同じ事務所の他グループと同じようなアイドル活動は出来たことがなかった。


もうその時点で私はキラキラとステージで輝くアイドルを見れなくなっていた。

自分もアイドル事務所に所属したのに何故かこの子達と同じことができない。

今日も、同期だった他グループはライブにレッスンに頑張っているはずなのに私は毎日家で配信するだけ。(配信向いて無さすぎて全然やってなかったからほぼニートの生活を半年していた)

悔しくて、羨ましくて、自分で選んだ道だから間違ってるって思いたくなくて、貶すことしかできなかった。あんなにかわいいアイドルを。




同時期に専門学校を辞めた。
上の人から「学校を辞めろ」と言われたけど(ヤバすぎ)それが原因で辞めたわけでは無い。


私は元々ロリータやフリフリのかわいいものが好きだった。
それを全否定されたからだ。

アイドルの衣装さんになりたくて専門に通っていたので、今まで当然フリフリしか作ってこなかった私は、ロリータとフリフリを全否定されたらもう何を作ればいいのかわからなくなって、作りたいものが無くなってしまった。

その時期ちょうど卒業制作のデザインを決める時期だったんだけど、そんな状態で何も作れる気がしなかったから高卒になる選択をした。



大好きだったアイドルも見れなくなった上に好きな物を無くした高卒のニート、誕生。
親不孝でごめんなさい本当に





夢のためなら好きなものを好きでいてはいけない




わけないだろ!!!!!!!!!!

そんな訳ないです普通に。
もしそんな事言う人が周りにいるなら、あんまり簡単に自分の好きを手放しちゃダメですよ




前の事務所を辞めた後、2、3ヶ月くらいフリーターしてアイドル界とは1歩離れてみたら、再びアイドルが私の中で輝き出してくれた。

自分がやるよりも見てる方が楽しいと思った。無責任に何も考えずに見てる方がそりゃあ楽しいに決まってるんだな。


それでも私はアイドルを続けたかった。
だってもう私にはそれしかないから。
見てる方が楽だったけど、少しでもある「アイドルをやりたい」というやりたいという気持ちに嘘をつくと、今でさえろくでもないのに更にろくでもない嫌味な大人になる気がしたから

「アイドルが好き」って気持ちと「自分の中の憧れを超すまでアイドルは辞められない」という謎の目標(?)だけでアイドルをやっている。
もうアイドルを嫌いにはなりたくないな、次こそ立ち上げれる気がしない。



正直未だに好きなものはわからないし、自分が何をしたいのかもわからない。
何がしたいのかはアイドルを始めた時からずっとわからない気がする。

RAYはありがたいことに自分をどんどん出していこうぜ!という場所だけど、私はそれが全然できない。

未だにロリータとかフリフリとかが好きだったらどんな風になっていたんだろう、こんなに悩んでいなかったのかな、それとも元から私はなんにもない人間だったのを外見で誤魔化していただけなのだろうか。





こういうことを知り合いに話したらヒロアカの話してくれた。

確かに主人公のデクも「個性」はなくてもオールマイト(というヒーロー)が大好きだという理由だけでオールマイト本人に認められた上にめちゃくちゃ努力して自分なりにヒーローになろうとしている、、、、、。
個性がなくっても努力したら主人公になれるんだ






ヒロアカ6期全部終わったし一気見しよーっと🎶(一気見したいから6期全話終わるまで待ってた)