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北米獣医師、資格取得への道#12 Equine training 4-5日目


馬のトレーニング、とうとう終わってしまいました🥲こんなに勉強になって、しかも楽しいトレーニング今まで経験した事なかった。
トレーニングに行く前はLarge animal sectionなんて絶対に受からないって思ってたけど、今はちゃんと習った事を覚えてればパスするかもしれない…という気持ちになれた。
高かったけど、その価値は十分にあったと思います。
4日目は午前中はbeef cow farm へ。尻尾からの採血と直腸検査で妊娠の有無を当てるという練習。大学の時に牛の直腸検査した事あるけど、その時は何を触ってるか全くわからず。今回も最初はなんだかよく分からなかったけど、一度コツをつかんだら何となくわかるようになってきた。牛、面白い!
そのあとbeef cow farmer Mikeのトラックに乗せてもらって放牧地に子牛を探しに行ったんだけど、back seatのふと横を見ると普通に銃が置いてあって、しかも弾丸入ってるって。
何を打つのか聞いたらコヨーテ対策らしいけど、銃を持たない日本、カナダから来た人からするとカルチャーショックでした。

午後は馬のdental examと尖った歯を削るfloatingを習いました。あと、IM, IV, SQ injectionのロケーションと注意事項。そして牛の難産の処置の仕方。4時くらいに終了して、この夜はハドソンとこの4日間で習った事のおさらいをしました。

最終日は午前中でおしまい。
Dr. Kimのクライアントのbarnに行ってphysical examと目の検査の練習。
目の検査は苦手…physical examはなんとか及第点。そのあとはDr. Kimのbarnに戻ってWrangler で包帯の巻き方の練習。
これで一通りequine and a little bit of bovine トレーニング終了。

前はLarge animal の診療なんて興味ないって思ってだけど、large とsmall のmix practice もいいなって思うようになった。
一緒にトレーニングに来てたインド人Hudsonともいろんな話したり、勉強助け合ったり、とても充実した5日間でした。
そして、何より少しsassyな馬のchickが私を見るとちゃんとわかってくれるし、言うことを聞くようになってくれたのがうれしかった。
私も馬飼いたい…

さて、この後はひたすら勉強。
Hudsonと話してて気付いたのは、臨床の時みたいに適当に英語の病気の名前や薬の名前覚えてるのじゃ絶対にダメで、小動物の方ももう少し真面目にやらないと絶対にダメだという事。
あとはもちろん、馬と牛の病気をちゃんとやらないとダメだ。
そして、習ったことを忘れないように馬のぬいぐるみをさっそくAmazonで買って、これから毎日physical examの練習をしようと思います。

Dr. Kim、馬のchickとwrangler, そしてクラスメートのハドソン、貴重な経験を本当にありがとう。
試験勉強あともう少し頑張ります。


歯で年齢を当てる方法
包帯巻き
暴発が怖くて触りたくなかった
お尻に腕を突っ込んでごめんね


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