チヌをルアーで狙うなら

黒鯛、チヌ、キビレ、キチヌ
色んな呼び方がありますね。

ルアーでは、黒鯛もキビレも
「チヌ」と呼んでますが
落とし込みでのチヌは
黒鯛です。

ルアーで狙い出して17年目、
落とし込みで11年
黒鯛を狙ってましたが、
ある意味シーバスより
付き合いは長いのかも
知れません。笑

　
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では問題です
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ルアーに反応がいいのは
黒鯛とキビレのうち
どちらだと思いますか？
　
　
○ヒント○
黒鯛は縦方向、
キビレは横方向の
アクションに反応します。

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答え
ルアーで釣りやすいのは
キビレです。
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理由は食性と生息域が
関係してます。
　
黒鯛は主に垂直護岸で
貝（イガイ）やフジツボ、
パイプ虫などを好んで捕食する
個体が多いですよね。
　
そこで落ちてくる餌や
壁についた貝類をガリガリ
食べます。

ですので沖堤防の垂直護岸で
イガイなどの落とし込みで
釣れるのは、ほぼ黒鯛。
（雨後や場所により
キビレが多い事もあります）

キビレの生息域は主に
汽水域で、垂直護岸より
シャローエリアにも数多く
生息して、
　
カニ、海老、小魚など
動くものは積極的に
捕食します。
　
また、それに対して黒鯛は
スイカやサナギなどでも
釣れ「悪食」と言われる
事もありますが、
　
キビレは悪食でなく
「フィッシュイーター」の
性質が少し強いと感じます。


これがルアーへの反応が良い
理由です。

近年、猛暑により
垂直護岸に本来大量に
付いているイガイや
フジツボなどが、

暑さで落ちてしまい、
黒鯛の餌が垂直護岸に
あまりない状況が続いていて
餌がないので黒鯛も
ベイトが居れば
結構捕食している様です。
　
ですので以前より
黒鯛もルアーで良く釣れます。
（黒鯛さ時期によっても
ルアーに良く反応しますが、
詳細はまた）
　
　
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生息域による食性
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黒鯛も汽水域の
シャローエリアや漁港の
スロープ、
ベイトや海老類が沢山居る
水域では、ルアーに良く
反応します。

ポッパーやペンシルなど
トップに反応する黒鯛は
1000匹居たら10匹ほど。

中には全く反応しない
個体も居ます。

　
余談ですが、以前、
和田防波堤でシーバス取材の時に
黒鯛の大群を目撃しました。

海の中が真っ黒になるほど
居ましたので
1000匹ではきかないと
思いますが、
ルアーを通すと見事にみんな
逃げていったのが
とても印象的でした。
　
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黒鯛は
ルアーに反応する水域と
季節的なタイミングがある。

キビレは
基本的に年中ルアーに
反応しやすい。
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これが
合計28年、餌やルアーで
黒鯛とキビレを狙ってみた
今の所の私の結論です。

　
チヌを、
私より釣る人は沢山居ますが、
餌でもルアーでも
私より知っている人は
多分居ないと思います。笑
（もし居られましたら
教えて下さい）

トータル何枚釣ったかな。
シーバスより多いかも。笑

あ、
ほぼ全部もちろん
オカッパリですよ。


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