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8.僕の中の僕

僕という人間の中には複数の自分がいて、
複数の自分によって態度も考えもやりたいことも
全部違っている。

素直になりたい自分
思ったことをなんでも言う自分
感情が全部顔に出る自分
静かな自分
誰にも感情を見透かされたくない自分
強がりな自分
クールな自分

こんな風に僕にはたくさんの自分がいる。
基本的には素直になりたい自分と思ったことをなんでも言う、感情が全部顔に出る自分が多い

僕は好きな人ができると、自分の幸せや楽しみを全部好きな人に放り投げてしまう。

あの子がいるからがんばる
あの子がいればなんでもいいみたいに
絶対一緒に頑張ろうねのほうがいいし
あの子がいればなんだっていい訳がない

色んな自分がいるけれど1番自分が強かった
時期は好きな人に振られた後だった。

自分の想いを預ける人もいなくて
自分で自分を肯定するしかなかった時期
間違いなくあの時期は強くなった時期だったし、
1番自分を信じてたし、好きだった

そんな僕の状況をみて好きだった人はまた僕と会ってくれるようになった。

ただ僕は自分を大切に、当たり前を当たり前には絶対に思わないようにした。
好きな子と遊んで、帰り際には「また遊ぼう」と言って、その後会ってくれるの?って毎回毎回聞いていた。

そんな日々が続き、僕は気づけば感情的な自分が出ていた。
そんな自分が嫌だなって子供だなって思ってた。

好きな人も友達も僕のことを信じてくれてるし
きっと嫌い所無いはずだ。
でも1番僕のことを好きなのは俺なんだよ
俺であるべきだと思うし、
1番俺を信じているのは俺だ

きっと僕は自分に自信がなかった訳では無いけど、好きな人をあの時間を失うのが怖かったんだと思う。

恋愛は1人でするものじゃない、2人の想いの上でするものであり、好きって気持ちを伝えるのも大切だけど、言いすぎると気づけば1人で恋愛してるみたいになってる。

好きなんだったらちゃんとキャッチボールみたいにちゃんと順番に気持ち投げて受け取ってそんな恋愛が付き合えても付き合えなくても素晴らしい恋愛だと思う。

だから僕はまた強くなろうと思う。
好きな人がまた会いたいと言ってくれたあの時のように。
自分を信じて自分を好きになって
沢山肯定して、もっと色んな所に行きたいし、
色んなことも知りたい。

あの日以上に強くなりたい。
だからもう少しだけ見ててよ

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