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恩納村立小学校「サンゴのお話」

「サンゴのお話」恩納村内小学校4校で授業をおこなったよ
サンゴ保全協会では、地域の海を地域が誇れる海となるよう、サンゴを増やす養殖の取り組みとともに地域の小中学校の教育現場との連携で学習機会の提供をおこなっています。

小学校では初めて年間カリキュラムへ
 恩納村内の小学校では、これまでも苗づくりなど体験学習の実施は行なっていましたが、恩納村教育ビジョンにある「創造プロジェクト」のSDGsの位置付けで、今年は初めて年間のカリキュラムに盛り込んでいただき、サンゴ保全の活動が教育現場と一体となった取り組みになりました。

村内4つの小学校で「サンゴのお話」の授業
 今回は、恩納村教育委員会との連携で、恩納村内の4つの小学校に、琉球大学名誉教授の土屋誠先生を講師として派遣し、「サンゴのお話」の授業をおこないました。
5月14日(火)  山田小学校
5月30日(木) 恩納小学校
6月11日(火)  安富祖小学校
6月21日(金) 仲泊小学校

「サンゴのお話」を聞いて
 授業を受けて生徒にアンケートで印象に残ったことを聞きました。
・サンゴが生き物だということ
・サンゴに背骨がないこと
・オニヒトデがサンゴを食べてしまうこと
・サンゴがケンカをすること
などなど、サンゴについて、各生徒一人ひとりが様々な印象を受けとっていました。
さらに、恩納村の綺麗なサンゴを守るためにできることを小学生に聞いたところ、ビーチクリーンやリサイクルなどの取り組みが大切という意見が多くありました。

サンゴのことを色々知って、「好きになった」「守りたい」「大事にしたい」という積極的な意見も聞くことができました.今回の機会に、海やサンゴについて、より身近に感じてもらうことができました。

今後の取り組み
今後も地域で持続的に取り組んでいけるように、地域のこれからの担い手である子どもたちに海やサンゴ、環境についての学習の機会づくりに取り組んでいきます。

恩納村立うんな中学校では、2022年から総合的な学習の時間を活用し、サンゴ保全に関する学習を行っており、今年は10月にサンゴに関する学習に加えて、環境保全の講演やSDGsカードゲームもおこなう予定になっております。