大好きなおばあちゃん
私は、小さい頃から母親がいなかった。
父親は消防士で夜いない事も多かった。
姉2人いるが歳が離れてるのもあり、おばあちゃんと過ごす時間は誰よりも多かったよね。
おばあちゃんだけど【母親のような存在】
たくさん喧嘩して心ない言葉で、おばあちゃんを傷つけた事もあったね。
喧嘩した後に必ずおばあちゃんお手製で私が大好物の【シチュー】を作ってくれてたね。
どんな時でも、おばあちゃんは私の味方で、いけない事をした時は誰よりも叱ってくれたね。
勝ち気で人情味溢れるおばあちゃん。
大人になってからも、私はずっと子供で、おばあちゃん孝行出来なかった。
だって、いつかは、おばあちゃん孝行出来るって思っていたから…。
だけど、実現出来ないまま、おばあちゃんは亡くなってしまったね。
何でかな。亡くなる前に入院してたから、
感染予防の為、面会出来なかったから、
葬式も終わってかなり時間はたったのに
まだ実感がわかない。
もう1度、あの働き者の手で抱き締めて『私なら大丈夫』いつものように『他の人に出来る事がお前に出来ないはずがない』『貧乏すんじゃない貧乏すると心がすさむ』って言ってほしい。
あなたの言葉やしてくれた事は一生忘れません。何もしてあげられないままいなくなっちゃったけど、おばあちゃんの教えてくれた事や愛情を私の子供達に伝え続けます。
数え切れない愛情を私にくれたよね。
誰よりも大好きなおばあちゃん。
早く会いたいけど、私にも守るべき物があるからまたいつか会おうね。
それまで私の道しるべを見守っていてね。
大好きなおばあちゃん。
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