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SDGs未来都市 15:新潟県見附市

(SDGs未来都市を巡る旅)

日本のSDGsを牽引している「SDGs未来都市」。経済・社会・環境の3つの側面でSDGsを推進しています。地域に根差した中小企業がSDGsを推進するにあたり、SDGs未来都市の取組み事例を学ぶことがヒントになり得ます。

新潟県見附市は、新潟県の中央に位置する新潟県内で最も面積が小さい市。肥沃な土地を生かした農業と繊維産業が基幹産業として古くから盛んで、近年は企業誘致を進めプラスチック製品、金属製品、一般機械器具製造業が製造業の主力となりつつあります。

SDGs未来都市として、「歩いて暮らせるまちづくり」ウォーカブルシティの深化と定着を掲げています。地方での生活においては、車社会で一人一台必須であるという概念から脱却し、誰もが健幸で「歩いて暮らせるまちづくり」ウォーカブルシティを推進し我が国における地方創生の先駆的モデルを構築するため、総合的な視点を持ちながら、戦略的に取り組みを進めていく。今後の更なる少子超高齢化と人口減少に備え、歩くことで健康増進を図るとともに、まちなかに歩行者を増やし、人と人とが触れ合え交流でき、賑わいのある中心市街地として都市機能を集約し、将来に渡り持続できる都市形成を図るとしています。
三側面をつなぐ統合的取組は次の通りです。
(1)公共交通におけるグリーンスローモビリティの活用検討
(2)商店街の空き店舗活用支援事業
(3)ウエルネスタウンの拠点化整備
(4)長野・新潟ガーデン街道の設立
(5)SIB によるヘルスケアサービス事業
(6)学校教育を通じた子どもたちへのSDGs教育
(7)「歩いて暮らせるまちづくり」の形成による持続可能な健幸都市の発信

出典:SDGs未来都市
出典:新潟県見附市